約6割が帰省せず ローソン、ウィズコロナの年末年始に対応

年末年始について約6割の人が「帰省しない」と回答――。ローソンは1千人規模で行われたこの外部調査報告を受け、個食ニーズと家飲みニーズに対応した惣菜・酒・デザートを強化する。

7日発表した林洋一郎デリカ・FF部シニアマーチャンダイザーは市場動向について「11月以降、新型コロナウイルスの感染が拡大しており、この流れだと年末年始は巣ごもり需要が高まっていくと予想される」との見方を示す。

惣菜強化策としては、8日に「まるっとジューシーからあげ」(税込399円)、「肉厚!ジューシーハンバーグ」(同)、「やみつきガーリックチキン」(税込359円)を新発売。15日からは「直火焼き牛タン角切ねぎ塩ダレ」(税込498円)、「直火焼き牛ハラミ角切にんにくダレ」(税込399円)の冷凍食品2品を新発売している。どれもレンジで簡単調理できるように仕立てられている。

「京都野村おひとりさま用おせち」(税込1980円)(ローソン)
「京都野村おひとりさま用おせち」(税込1980円)(ローソン)

また、30日には「年末年始を1人で過ごされる方が非常に増える」との見立ての下、「京都野村おひとりさま用おせち」(税込1千980円)を甲信越を除く関東で販売する。

同商品は有名店「野村佃煮」が一品一品の味付けや盛付けにこだわり監修したもので「非常に安価な設計だが、おせちの具材を散りばめ、ハレの日に楽しめる商品に仕上げた」。

具材には、数の子、牛蒡にしめ、海老、生酢、ごまめ、栗甘露煮、高野豆腐、黒豆、紅白蒲鉾、昆布巻、伊達巻、若ももシロップ漬け、甘露いもレモン煮、海鮮市松が盛り付けられる。

「まるっとジューシーからあげ」と「直火焼き牛タン角切ねぎ塩ダレ」をアピールする林洋一郎氏(ローソン)
「まるっとジューシーからあげ」と「直火焼き牛タン角切ねぎ塩ダレ」をアピールする林洋一郎氏(ローソン)

ローソンの惣菜・冷食は、4月の緊急事態宣言発令以降、絶好調となっている。そもそもローソンの冷食は、共働き世帯の増加などを背景に拡大傾向にあり、15年度から19年度の5年間で売上げは2倍以上に拡大。今年はコロナの外出自粛と在宅勤務の影響で4月に急伸した。

プライベートブランドの冷食として素材や製法にこだわり専門店のような本格的な味わいを手軽に楽しめることを追求した「ビストロシリーズ」は9月の発売以降、「ワインと合わせられるように販売し、好調に推移している」と説明する。また、おつまみ系の冷食も「特に即食型のレンジで温めるだけの商品群が非常に好調に推移している」と述べる。