20年の缶詰業界10大ニュース 巣ごもり消費を反映 缶詰記者会

缶詰記者会(本紙など13社加盟)は、会員各社の投票による「2020年の缶詰業界10大ニュース」を次の通り選定した。

① コロナ禍で内食回帰、缶詰・瓶詰・レトルト食品の需要急増
※各社フル生産も一時は供給ショート、出荷調整も

② 19年のレトルト食品生産量、過去最高を更新
※カレー、どんぶりの素、調味ソースが過去最高

③ 原材料、物流費等の高騰で製品値上げ相次ぐ
※サンマ、白桃、八朔など多品目で

④ 賞味期限表示の大括り化、缶詰・レトルト食品でも拡大
※食品ロス削減へ、年月表示・日まとめ表示の導入・検討進む

⑤ サンマ歴史的不漁続く、記録残る昭和30年代以降、最低水準に
※秋の味覚遠のく、サンマ缶詰の生産にも影響

⑥ RCEP、ツナ類缶、イワシ缶の関税即時削減
※対ASEAN、豪州、NZは現行9.6%を5.0%に即時削減(中国、韓国は除外)

⑦ 19年のユニバーサルデザインフード(UDF)、生産量5.8万トンと倍増
※金額は430億円超と5割増。11月からUDF拡張規格ガイドラインの運用開始

⑧ 大手ブランド「コンビーフ」リニューアルが注目集める
※「枕缶」の製造終了、「アルミック缶」に移行。スマート容器化進む

⑨ 「宇宙日本食」やきとり缶、宇宙へ輸送
※「宇宙日本食」認証を取得した大手ブランドのやきとり缶詰が今秋、国際宇宙ステーションに輸送された

⑩ スチール缶リサイクル率、19年度は93.3%。9年連続で90%以上の高水準達成
※リデュース率は前倒しで目標達成

(次点) 日本缶詰びん詰レトルト食品協会、今年も児童養護施設へ寄贈
※通算20回目、多くの施設から丁寧な礼状届く