不二製油グループの環境経営に国際評価「トリプルA」

不二製油グループは、ESG投資における企業の環境評価として世界的権威を持つ国際環境非営利団体CDPから、気候変動・森林破壊・水セキュリティ対策において「トリプルA」評価を受け、コーポレートサステナビリティにおける先進企業に認定された。CDPは投資家から第一位の気候調査会社に選ばれており、20年度は世界5千800社がCDP質問書に回答し評価を受けた。そのうち、トリプルA評価は不二製油グループを含む10社だった。

CDPの環境評価は、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとなっている。今年度は運用資産規模106兆米ドルに達する515社強の機関投資家と、購買力規模で4兆米ドルに達する購買組織が、CDPのプラットフォームを通じて環境影響・リスク・機会に関する情報開示を企業に要請した。

不二製油グループは16年度からCDP回答に参加。18年度には、森林(パーム油)において日本企業では初のAリストに選定。19年度は森林(パーム油)でA評価、気候変動と水セキュリティはA―(マイナス)を受けた。

清水洋史・不二製油グループ本社社長は「トリプルAを初めて達成したことは大変な喜びであり誇りに思う。当社の掲げるバリューである『人のために働く』に基づいて行動し、企業の共有価値を創造するという全従業員の決意をご評価いただいた。今回の結果は事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献し続けることへの刺激となり、不二製油グループのESG経営に勇気を与えてくれた」とコメント。

同社グループは「プラントベースドフードソリューション」の創造と提供により、持続的な成長を実現するESG経営を推進している。さまざまな植物性食品素材の提供を通じて、環境負荷を最小限に抑えながら社会課題解決の取り組みを推進し、今年6月にはカカオ、パーム油、大豆を対象とした児童労働撤廃、森林破壊防止に向けたサステナブル調達コミットメントを公表している。