緑茶カテキンマスクを販売 “お茶の力”伊藤園が続々と発掘

伊藤園はこのほど、緑茶カテキンマスクの新商品を発売するなど“お茶の力”の発掘に取り組んでいる。

同マスクは、口元側に抗菌効果のあるカテキン加工したナイロン不織布を使用し、“ほんのりお茶の香り”を謳った使い捨てマスク。現在、JR東日本の一部駅売店で販売している。

今回のマスクを含む茶カテキン使用製品は、同社が長年培ってきた茶殻を工業製品に活用する「茶殻リサイクルシステム」のノウハウを生かしながら、これまで茶殻製品を共同開発してきた協力企業とともに開発を強化していく方針を掲げている。

サプリメントにも挑む。11月30日には、伊藤園の公式通信販売ショップ「健康体」限定で、緑茶由来のポリフェノールであるガレート型カテキンを含有した機能性表示食品のサプリメント「カテキン」を新発売。ガレート型カテキンにはBMIが高めの人の体脂肪を減らす機能があることが報告されている。

「2つの働き カテキン緑茶 500」(伊藤園)
「2つの働き カテキン緑茶 500」(伊藤園)

本丸の緑茶飲料では、トクホの「2つの働き カテキン緑茶」のおいしさを強化。同商品は、緑茶から抽出した茶カテキンを197㎎含有し「血中コレステロールを減らす」と「脂肪の吸収を抑えて排出を増加させる」の2つのヘルスクレームを持つ。

今回、苦渋みを抑えたより飲みやすい味わいに進化させて10月から「2つの働き カテキン緑茶500」の商品名で新容量の500㎖PETボトル商品を販売している。

伊藤園は2000年から、カテキンの基礎研究をベースにテアニンが脳機能に与える効果を科学的に証明する研究に取り組み、12月7日には抹茶で日本初となる機能性表示食品「お~いお茶 お抹茶」の370㎖ボトル缶とスティック商品(6本・32本)を新発売。

同商品は、年を重ねるとともに低下する注意力・判断力の認知機能が気になる人を対象に、ボトル缶・スティックともに1日2本の摂取を推奨するもので、機能性関与成分として1日2本の摂取目安量でテアニン50.3㎎と茶カテキン171㎎を配合している。

機能性表示食品「お~いお茶 お抹茶」(伊藤園)
機能性表示食品「お~いお茶 お抹茶」(伊藤園)

商品以外では、新型コロナウイルスの感染拡大で非接触ニーズが高まる中、抗菌効果のある茶殻配合シートを活用した茶殻抗菌シールを開発。現在、これを全国の自販機の購入ボタンや商品取り出し口などお客さまが触れる部分に順次貼り付けている。