接触感染防止へ「自動買い物かご除菌装置」 イオン

イオンリテールは11月30日から、買い物かご専用の除菌装置「ジョキンザウルス」をイオン・イオンスタイルの12店舗で先行導入した。京都市の生産用機械器具製造のニューネクストと共同開発したオリジナルの機械で、使用した買い物かごを99.97%除菌し、接触による感染拡大を予防するというもの。

イオンリテールでは安心安全に買い物をしてもらうため、各店舗の店長や従業員が、使用済みの買い物かごを一つひとつ拭き上げ清掃を続けてきた。店舗によっては1日1万個以上を拭く必要があり、大きな負担となっていた。

今回開発された「ジョキンザウルス」は、買い物かごに紫外線を照射することで除菌する。買い物かごを機械に入れると、一つずつ持ち手の部分を持ち上げて除菌できない部分をなくす工夫もしてある。1回約12分で60個、1時間で約300個の除菌ができ、従業員の負担を大幅に減らせるという。

12月3日に機械が導入されたイオン熱田店では、機械のデモンストレーションが実施された。来店客でも見える位置に機械が設置され、除菌する様子が公開されている。

ニューネクストの松岡俊秀会長は「紫外線はあたっている部分だけ除菌できる性質があるが、ジョキンザウルスでは持つ部分の裏まで着実に光をあてて除菌できる」と話し、イオンリテール東海カンパニーの木村英二人事総務部長は「従業員の負担が減ることで、通常の業務に戻れる。また、お客さまに除菌しているところを見てもらうことで、安心して買い物をしてもらえる」と話した。