キリンビール 4工場で太陽光発電導入 名古屋は再生可能エネ100%

キリンビールは再生可能エネルギーによる事業運営を推進するため、来年2月から仙台工場・名古屋工場・滋賀工場・神戸工場へPPAモデルでの太陽光発電電力を導入する。

PPA(電力購入契約)モデルとは、PPA事業者が電力需要者の敷地や屋根などに太陽光発電設備を無償で設置し、そこで発電した電力を需要者に販売する事業モデルのこと。三菱商事パワー社傘下のMCKB エネルギーサービス社がPPA事業者となり、4工場の屋根にメガワット級の太陽光発電設備を設置してキリンビールが電力を購入する。

今回の取り組みでは年間約4千500tの温室効果ガス排出量を削減でき、また同社全体の使用電力の再生可能エネルギー比率を現在の約18%から約22%に向上させる。

これまでもキリングループでは三菱商事パワー社と連携し、重油からガスへの燃料転換など温室効果ガス削減に向けた取り組みを進めてきた。今回の取り組みはその一環でで、環境省の「サプライチェーン改革・生産拠点の国内投資も踏まえた脱炭素社会への転換支援事業」の採択を受けての実施となる。特に名古屋工場では全電力が来年から再生可能エネルギー100%となり、同工場での電力由来の温室効果ガス排出量はゼロになる。

キリングループは11月にRE100(電力の再生可能エネルギー化を目指す企業で構成される国際的な環境イニシアチブ)に加盟し、40年までに使用電力の再生可能エネルギー100%化を掲げている。