「ウィルキンソン」販売量が過去最高 酒の割材として家庭需要深掘り 女性層獲得にも手応え アサヒ飲料

アサヒ飲料は炭酸水ブランド「ウィルキンソン」の販売数量が1-11月累計で前年同期比11%増の2千716万ケースとなったことで19年度の年間販売実績を1か月残して13年連続で過去最高の販売数量を更新したと発表。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で在宅時間が増えたことによってリフレッシュニーズとともに炭酸水の需要が高まったことが背景。

トップシェアの「ウィルキンソン」では在宅時間の増加に着目したアプローチが奏功した。

アイテムでは「ウィルキンソン タンサン」と「ウィルキンソン タンサン レモン」が牽引。とりわけ近年高い伸びをみせているのは「タンサン レモン」で、強炭酸とキレのあるレモンの爽やかな香りが受け入れられ19年に28%増となった。今年1―11月も篠原涼子さんを起用した広告活動を展開したことで女性を中心に支持されて昨年とほぼ同等の26%の伸びをみせた。

家庭内需要を取り込むべくお酒との割材利用も促進したことも功を奏した。割材利用に適した1Lサイズを対象にLINEポイントキャンペーンなどSNSを活用した施策を展開した。

「ウィルキンソン タンサン クリアジンジャ」(アサヒ飲料)
「ウィルキンソン タンサン クリアジンジャ」(アサヒ飲料)

ECでは、2月からAmazon限定で販売している「ウィルキンソン タンサン」の500㎖ラベルレスボトルが好調に推移している模様だ。

8日からは今年の成長を後押しするものとして「ウィルキンソン タンサン クリアジンジャ」(500㎖PET)を再発売した。同商品は、無糖炭酸に独自の刺激を求める人に向けたもので、甘くないクリアな味わいとキリッとしたジンジャーフレーバーが特徴となっている。

パッケージは、光沢のある緑を使用しシャープな印象を出すことでヘビーユーザーに評価されている「本格感」と「カッコよさ」を強化したという。