スーパー 前期反動と気温低下、10月は軒並み前年超え

主要食品スーパー 2020年10月既存店伸長率

主要スーパーの10月既存店伸長率は、前期(消費増税)の反動などもあり、GMS(総合スーパー)、SM(食品スーパー)とも100%超となった。

9月は前期(消費増税前の駆け込み需要)の反動減などで数字が落ち込んだが、10月が好転したことで「2か月(9月、10月)合算してみると、まだまだ勢いは落ちていない」(大手SM)との認識を示す。

GMSは「食品が前年を上回る好調さを維持したことに加え、気温低下や家ナカ需要への対応により衣料品や家電、卓上鍋、土鍋等の売上げが伸びた。190店で店舗受け取りサービスが可能となったネットスーパーの売上げ、受注件数は前年比で約3割増加」(イオンリテール)、「引き続き食品、消耗品など最寄り品を中心にすべてのカテゴリーが好調。さらに10月上旬は、平年より気温が低かったことが幸いし、衣料品の貢献が高くなった」(ユニー)など天候要因も背景に久々に大幅増となった。

11月後半から再び新型コロナが勢いを増し、一部「GoTo」キャンペーンが中断された。こうした影響が小売の既存店伸長率にどう影響するかが今後の注目点。