アサヒ スーパードライ 減税後10月は缶2割増 “できたてパック”躍進

10月1日に酒税税率が改定され、狭義のビールは350㎖当たり7円の減税が実現した。減税後もコロナ禍の影響で業務用は苦戦だが、缶製品は数字を伸ばしており、アサヒビールの主力品「スーパードライ(SD)」の缶は、10月の販売数量が前年同月比約2割増と好調に推移している。

減税に合わせて10月1日から放映している新TVCMなどで訴求している。新CMは「2020年10月度CM好感度ランキング」(CM総合研究所調べ)でアルコール業類第1位を獲得するなど好評だ。

10月30日には「SD鮮度実感パック」を刷新し、製造日を記載した「SD工場できたてのうまさ実感パック」を投入。「鮮度実感パック」と比較して取扱店舗数、販売箱数は約1.8倍になり、「鮮度」訴求に掛け合わせて鮮魚コーナーでの陳列も見られる。取扱店からは「6缶パック天面に製造日が記載してあるので、できたてが分かりやすい」との声も寄せられている。

10月31日はハロウィンのイベントをオンラインで開催。1千人の上限に対して2万人の応募があったほど好評で、20~30代を中心に関心を集めたという。参加者には事前に「工場できたてのうまさ実感パック」を郵送し、「SD」とともにハロウィンを楽しむ体験を演出した。

「工場できたてのうまさ実感パック」は、11月以降も月末の金曜日に固定して発売することで認知拡大と継続購入を促進する。

また、同社調査では、ビールを最もおいしく感じるのは「ビール工場で飲む、できたてのビール」という回答が最も多かったことから、引き続きできたてのビールであることを分かりやすく訴求。11月からは菅田将暉さんを起用した新CMも投入するなどして飲用喚起を図っていく。