辛味袋麺の大型商品「ジンラーメン」を本格展開 オンガネジャパン

韓国オットギ社の即席袋麺が日本市場にじわリ浸透し始めているが、日本国内で同社製品を販売するオンガネジャパン(本社・山口県下関市、岡本昭宏社長)は、鍋の〆のラーメンとして知られ、イエローのパッケージが特徴的な「サリ麺」や「カレーラーメン」に続き、同社の主力商品「ジンラーメン」を本格展開する。

「ジンラーメン」はオットギ社を代表する即席袋麺。韓国では1988年3月の発売以来、コシのある麺とコクのある味で愛されるロングセラー商品で、現在は米国や中国、アジア各国で販売されるグローバルブランドに成長している。

日本市場で韓国の即席麺、というと「辛ラーメン」(農心)が頭に浮かぶが、ニールセンコリアの調べでは、2019年12月時点の「ジンラーメン」の韓国市場でのシェアは14・6%。15・5%の「辛ラーメン」を猛追しており、現在、もっとも勢いのある袋麺ブランドと認知されている。

「辛ラーメン」と比べ、マイルドな辛さ、食べやすい点が特徴で、韓国国内では20~40代の女性を中心に幅広い層の支持を集めているという。日本市場においても辛味フレーバーには一定の支持があるだけに、「ジンラーメン」の本格参入により選択肢が拡大、辛味市場の活性化も期待できそう。

オンガネジャパンでは、8月上旬から大手DSの首都圏エリア46店で「スパイシー」と「マイルド」(オープン価格)を先行発売しているが、「売れ行き好調で、バイヤーの評価も高く、順次、全国の店舗に拡大していっていただいている」(同社)と手応えを示す。食品スーパーでは韓国即席麺コーナーの企画を組む企業も多いことから、今後の取り扱い拡大に期待を寄せる。

オットギ社は韓国有数の総合食品メーカー。「食品安全を最優先」という哲学を持ち、食品安全センターは「オットギ食品医薬品安全庁」というニックネームが付くほど、世界トップクラスの基準で食品安全検査を行っている企業として知られる。