おうちカフェを少しでも豊かに コーヒー・いれ方・アレンジ…多彩なレッスン動画を公開 キーコーヒー

キーコーヒーがコーポレートサイト内に設けた特設サイト「おうちカフェ KEY」が好評だ。

同サイトは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅要請や外出自粛が求められる中、家庭内での過ごし方をコーヒーでサポートすることを目的としたもの。4月17日に開設したところ「“おうちカフェ”というワードが響いたこともあり、通常の新規コンテンツよりも多くの訪問者が訪れてご好評をいただいている」(キーコーヒー)という。

ここではオンラインお茶会用の背景画像の入手や、おうちカフェに関連した記事を読むことができ、今後はレッスン動画の拡充を図っていく。レッスン動画は現在、コーヒー・いれ方・アレンジ・スイーツの主に4つの項目に分かれ、基本、無料で視聴できるようになっている。

この中で、コーヒーをより探究したい人向けに「キーコーヒー オンラインセミナー」の有料動画が6月から組み込まれている。「オンラインセミナー」は、仕事の合間や移動中などの隙間時間を利用して本格的なコーヒーの抽出技術や関連知識が学べるもので、1動画につき税込1千100円で販売。1度購入した動画は1年間に何度でも視聴ができ、内容ごとにチャプター分けされているため、ポイント学習や苦手な部分の反復学習が効率的に行えるようになっている。

特設サイト「おうちカフェ KEY」で豊富なレッスン動画を公開(キーコーヒー)
特設サイト「おうちカフェ KEY」で豊富なレッスン動画を公開(キーコーヒー)

現在、「オンラインセミナー」は「ペーパードリップを学ぶ」と「アイスコーヒーの楽しみ方」が公開されている。「ペーパードリップを学ぶ」の場合では、抽出時間と注ぐ回数・湯量といった全体の流れに重きを置いたパターンと、回数に応じてどのように注ぐのかといったスキルにフォーカスしたパターンの2つの視点から学ぶことができる。

実演時間に即して抽出回数や注湯量が表示され、講師の抽出方法をなぞらえやすくなっている。一方、注ぎ方については、お湯で描く円の大きさが抽出杯数によって異なることや、抽出に適した温度などを詳細に説明する内容となっている。

キーコーヒーでは1955年から、飲食のプロやコーヒーを楽しみたい生活者に向けて「コーヒーセミナー」を開催し、延べ37万人以上の受講生を輩出している。ただし、開催場所が都内1か所だったことから「遠方のため参加したくてもできないというお声も寄せられた」という。

これに対応するため「日本中のお客様に、本物のコーヒーの姿を伝えたい」という想いを込めてオンラインセミナーを計画。当初は、創業100周年の記念日となる8月24日を予定していたがコロナ禍によって前倒しでの開設となった。

新設したセミナースタジオ「Berangkat(ブランカ)」(キーコーヒーコーヒーセミナー)
新設したセミナースタジオ「Berangkat(ブランカ)」(キーコーヒーコーヒーセミナー)

一方、リアル開催の「コーヒーセミナー」は今年、創業100周年と「コーヒーセミナー」開設65周年を機に本社内にセミナースタジオを新設した。スタジオは、キーコーヒーの看板商品とも言える「トアルコ トラジャ」の生産国インドネシアの言葉で出発や旅立ちを意味する「Berangkat(ブランカ)」と名付けられ、コロナ禍の休止期間を経て7月17日に再開された。

この日開催されたのは、レギュラーコーヒー初心者を対象とする「カルチャークラス」の「体験コース ペーパードリップ」で、同社が策定したマニュアルに則って検温やアルコール消毒を徹底し換気を十分に行った室内で行われた。

スタジオは、講師や受講生が舞台に立っているようなエンターテインメント性をイメージした開放的な内装となっている。最先端のコーヒーマシンや100インチのスクリーンを取り揃えるなど設備も充実。今後はVRを使ったセミナーも視野に入れている。

なお、開催時間が1日単位の「スキルアップクラス」と「カレッジクラス」については、事態が収束してからの再開を予定している。