紅茶市場に“健康”の新風 「リプトン」内側からの美に着目 「ボタニックティー」でヘルシーティー領域拡大

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングは「リプトン」で秋冬需要期に向けてヘルシーティーカテゴリーを拡大して新規ユーザーを取り込んでいく。

「近年、消費者の間で心身ともに健康的なライフスタイルへの関心が高まっておりヘルス&ウェルネス市場が成長を続けている。昨今のコロナ禍において、ますます健康志向が強まっている傾向にあり、『リプトン』としてもその拡大をさらに推進していく」(ユニリーバ)との方針の下、「ボタニックティー」3品を新発売するとともにルイボスティーシリーズのラインアップを拡充した。

「ボタニックティー」3品は「女性の最大の関心&ニーズである美容のコンセプトをテーマに製品開発を行い、美容のためにボタニカル天然素材を厳選した今までにない新シリーズとなっている」。

「リプトン ボタニックティー」3品
「リプトン ボタニックティー」3品

具体的には、ヘアケアやスキンケアなどの美容製品で一大トレンドとなったボタニカルからさらに踏み込んだインナーボタニカルに着目。インナーボタニカルとは、食べ物や飲み物に気を配り、内側から美を目指すインナービューティーを果物やハーブ、花などのボタニカル成分を摂取することで実現しようとする新しい美容コンセプトとなる。

このコンセプトに即して、3品とも複数のボタニカル天然素材とベースとなるお茶を組み合わせたティーバッグタイプのブレンドティーに仕立てられ、「ビューティー」はハイビスカスやローズヒップなどをルイボスティーとブレンド。

「ピュア クレンズ」は、ペパーミントをはじめレモングラスやネトルといったリフレッシュタイムに好適なボタニカル素材とグリーンティーをブレンドし、「ベッドタイム ブリス」は“ハーブの女王”と言われるラベンダーやカモミール、リンデンなどとカフェインレス紅茶をブレンドした。希望小売価格は3品とも7袋入りで税別398円。

ルイボスティーシリーズ(リプトン)
ルイボスティーシリーズ(リプトン)

一方、ルイボスティーシリーズは、「ストロベリールイボス」「バニラルイボス」の新フレーバー2品を発売し、「アップルルイボス」「ピュアルイボス」の既存2品のパッケージを刷新した。

コロナ禍の環境変化に対応するものとしては、「キープ&チャージ リラックス オリジナルブレンド」「キープ&チャージ リフレッシュ アールグレイ」2品を新発売。2品はマイボトルに長時間入れたままでも渋くならない茶葉を使用し「忙しい在宅ワークや家事の合間に手軽にホッと一息つくのに最適な製品となっている」。

1―7月の「リプトン」販売状況は前年を上回った。「19年上期は紅茶の健康効果を伝える一部報道により大きく売上げを伸ばし、20年上期はコロナ禍でのイエナカ需要の増加で“おうちで紅茶を楽しみたい”というお客さまが増え、それを確実にとらえた結果、さらに伸ばすことができたと考えている」。

「リプトン」ではSNSで「#おうちカフェ」といったハッシュタグでアレンジレシピの発信を続けイエナカ消費を喚起している。

「キープ&チャージ リラックス オリジナルブレンド」「キープ&チャージ リフレッシュ アールグレイ」(リプトン)
「キープ&チャージ リラックス オリジナルブレンド」「キープ&チャージ リフレッシュ アールグレイ」(リプトン)

アイテム別では、水出しのコールドブリューシリーズが好調となった。特に今年3月に新発売した「リプトン コールドブリュー ルイボス&ホワイトピーチティー」が成長を牽引。そのほか「“気分、アガる。おうちアイスティー!”をテーマに、気分やお好みのシーンに合わせて、水出しアイスティーをライフスタイルに取り入れていただくことを訴求したプロモーションも功を奏したと考えている」。

水出し紅茶の最需要期は夏場となるため、秋冬施策は特段予定していないが「水出し紅茶市場の拡大に向けて引き続き取り組んでいく」考えだ。