希少な台湾コーヒーを数量限定で 芳醇な香り、フルーティーな甘み、若草のような後味 キーコーヒー

キーコーヒーは10月1日から、台湾南部・屏東(ピントン)県産のコーヒー「台湾産珈琲 屏東県」(レギュラーコーヒー豆)を全国の直営ショップと公式ECサイト「KEY COFFEE通販倶楽部」で数量限定発売する。販売価格は100gで税別3千240円。

台湾のコーヒーは生産地が限られ、生産量が極めて少ないことから幻のコーヒーと呼ばれている。

同社は、コーヒー文化活動の一環として、1930年代に直営でコーヒー農園事業を進めていた「台東珈琲農園」(台湾・台東県東河郷)の跡地に現存する1本のコーヒーの樹「百年珈琲樹」の整備・保存に協力。

今回は台湾のコーヒー文化を日本に伝えるため、台東珈琲農園のある台東県からさらに南に下った屏東県産のコーヒーを商品化。屏東県は、海と山に挟まれた豊かな自然が広がり、年間を通じて温暖な気候が特徴のエリアで、ここで育ったコーヒーは「芳醇な香りとフルーティーな甘みを有し爽やかな若草のような後味が楽しめる」(キーコーヒー)という。

創業者の柴田文次氏は1930年代に台湾でコーヒー栽培事業を開始し、日本にも出荷していたが、第二次世界大戦の激化で農園維持が困難となり、終戦とともにすべてを手放すことを余儀なくされた。

その後、2016年に柴田裕社長が農園跡地を視察した際に、当時栽培されていた1本のコーヒーの樹が「百年珈琲樹」と名づけられ奇跡的に残っていたことが判明。これを受けて、キーコーヒーは地元行政と連携し、創業100周年事業として台湾のコーヒー文化の原点となった地として整備、保存していくこととなった。

同社は8月24日に創業100周年を迎え、今回の台湾コーヒーの発売は100周年を記念した動きでもある。