もち麦を全量国産に 供給体制整う マルヤナギ小倉屋

マルヤナギ小倉屋は9月から、製品に使用するもち麦原料のすべてを国産にした。もち麦は健康志向の強まりを受け近年注目されているが、同社の調べによると日本国内で流通しているのは79%が海外産である。

こうした中、同社は15年から国産化への取り組みを進め、17年には兵庫県加東市で契約栽培をスタート。今年は前年の3倍近い約200tを収穫した。供給体制が整ったことから、もち麦原料の国産化に踏み切った。

栽培するのは日本人になじみやすいというキラリモチで、兵庫県小野市の自社工場で精麦する。柳本一郎社長は「農家さん良し、地域良し、商品良し、健康良しとみんなが喜ぶようなサイクルを目指したい」と話している。

同社ではもち麦の国産化を受け、同じく国産の蒸し大豆を使った「国産蒸し大豆ともち麦ミックス」(70g、標準小売価格税別138円)を新たに発売した。たんぱく質(1袋当たり7g)と食物繊維(同4.7g)を一緒に摂れる健康面、サラダや米飯に混ぜるだけの簡便性をアピールし、市場の活性化を図る。