名古屋テレビ塔へ支援金寄付 新キャラ自販機もお披露目 ポッカサッポロ

耐震改修工事のため休業している名古屋テレビ塔が18日に、リニューアルオープンする。これを前にポッカサッポロフード&ビバレッジが9日、募金などで集まった寄付金を名古屋テレビ塔に贈呈。新しく展望台に設置される自動販展望台に設置される新しい自動販売機売機もお披露目された。

テレビ塔は11年、テレビ放送のデジタル化に伴い、電波塔としての役割を終え、存続させるかどうかの問題が起こった。名古屋市中区栄に本社を置くポッカサッポロフード&ビバレッジでは、名古屋のシンボルであるテレビ塔を存続させたいという市民の声を届けるため、12年12月に募金型自動販売機「テレビ塔支援自販機」を展望台に設置し、協力を呼び掛けた。その後も最多で84台まで栄地区を中心に募金型自販機を増設してきた。

贈呈式では、12年12月から今年6月にかけて寄せられた募金に加え、自販機での売上げの一部を合わせた259万9千927円の目録が征矢真一社長から、名古屋テレビ塔の大澤和宏社長へ手渡された。

征矢社長は「1957年に名古屋で起業した地元の企業。2012年から支援自販機を設置し、思いを込めた寄付をいただいた。これからも地元を愛する取り組みが増えていくことを期待している。地元企業として、取り組みを行っていきたい」とあいさつ。

展望台に設置される新しい自動販売機(名古屋テレビ塔)
展望台に設置される新しい自動販売機(名古屋テレビ塔)

大澤社長は「2011年から、テレビ塔の財政、制度、道路、公園事情など問題があり、続けていくのは無理なのではと思うこともあった。しかし、展望台に設置された支援自販機に寄付してもらう姿を見て、市民の思いが新しい未来のタワーに生まれ変われるベースを作ってもらったと勇気づけられた。コロナ禍の中、テレビ塔が新しい時代を作る起爆剤にしていきたい」と話した。

続く除幕式では新しい自動販売機がお目見え。景観を邪魔しないように高さは140cmと低く設計されており、側面にはテレビ塔の新キャラクター・ウエミーヤがデザインされている。また、商品の一部にはキャラクターのあたりシールがついており3階売店でテレビ塔グッズと交換できる。