おうちカフェに照準「ジョージア ラテニスタ」 “新たなペットボトルコーヒーの楽しみ方”発掘 コカ・コーラシステム

コカ・コーラシステムは、3月から発売している小型のペットボトル(PET)コーヒー「ジョージア ラテニスタ」シリーズで“おうちカフェ”に照準を合わせて家庭内需要の掘り起こしを強化していく。

同シリーズは、豆や焙煎にこだわったコーヒーよりも、ラテやミルクにこだわりを持つ20~30代男女の“カフェネイティブ世代”をターゲットに開発されたもの。ラテ専門シリーズとして、独自のミルクブースト技術を導入し「ジョージア」従来品と比べ3倍のミルク感を打ち出している。

コロナ禍での発売開始となり、自販機やコンビニの販売チャネルでは苦戦を強いられたとみられるが、「ジョージア」ブランド初となるインスタグラム公式アカウントを開設し、ホイップクリームやアイスクリームを使ったアイスレシピを提案するなど、デジタルとリアルの両面でコミュニケーション活動を展開したところ、家庭内需要の掘り起こしにつなげた。

鈴木英里子マネージャー(日本コカ・コーラ)
鈴木英里子マネージャー(日本コカ・コーラ)

2日に発表した日本コカ・コーラの鈴木英里子マーケティング本部コーヒーグループシニアマネージャーは「効果的にターゲット層の興味関心を獲得でき、おうち時間の充実といったニーズにうまくマッチしたという新たな発見もあった」と振り返る。

3月に「カフェラテ」と「ビターラテ」を新発売し、累計出荷本数は約7千万本に及ぶ。「これまでの『ジョージア』製品とは異なる新たなPETコーヒーの楽しみ方を掘り起こすことができたと感じている」と述べ、「ラテニスタ」の貢献により「ジョージア」ブランドのPET商品全体も二ケタ増となった。

今後は「家庭内の需要が新たに見つかった。引き続き家庭外の市場にもアプローチし、バランスよく新たな需要にも対応していく」。

こうした考えの下、「ラテニスタ」3品目として、キャラメルシロップの風味豊かなコクと甘みが楽しめる「キャラメルラテ」を7日に新発売した。

販売チャネルについては、引き続き自販機、コンビニ、スーパー、ドラッグストアで展開していく一方、ECも強化。「ご自宅でもPETのカフェラテを飲む機会が増えたことでオンラインチャネルも好調。既存チャネルの強化に加え、オンラインチャネルも積極的に活用していきたい」と意欲をのぞかせる。