第2次ブーム目指し「モロヘイヤ協定」 上郡町×青粒

兵庫県上郡町と青粒(神戸市北区)は、モロヘイヤを核とした包括連携協定(通称:モロヘイヤ協定)を締結した。青粒はモロヘイヤを中心とした健康補助食品の販売・製造を行っており、モロヘイヤの生産が盛んな上郡町と協力して第2次モロヘイヤブームの復活を目指す。

8月31日に上郡町役場で締結式が開催され、遠山寛町長と青粒の永原豊大社長が協定書に調印した。協定の内容は町民の健康・福祉、観光・産業振興、情報発信、地域環境保全、人材交流など多岐にわたる。

締結式に先立ち、タレントのモロヘイヤ三上さんの司会で管理栄養士の平井美穂さん、プロボクサーの徳山洋輝選手が参加してトークショーが行われ、モロヘイヤの栄養価やおすすめの調理法についてトークが行われた。

モロヘイヤは80年代に日本に紹介され、その栄養価の高さから注目されブームを巻き起こした。国内でも栽培がはじまり夏野菜として定着するかと思われたが、00年以降、国内の生産量は下降傾向にあり、青粒の代表的な商品である健康補助食品「青粒」も原料のモロヘイヤはエジプト産やフィリピン産の原料を使用している。

上郡町は90年代モロヘイヤの栽培が盛んで、加工品等も開発し、モロヘイヤによる町おこしにも取り組んできたが、近年の生産量は増加しておらず、加工品の販売も低調に推移している。

青粒は今年から上郡町内の休耕地を利用して自社でモロヘイヤの栽培を開始していて、今後はモロヘイヤ商品の開発を行うほか、上郡町の住民25人に「青粒」を2か月間試してもらいアンケートを集める。別の25人には毎週2回料理にモロヘイヤを使用してもらい、体調の変化などの調査でも上郡町と協力する。