麦茶飲料 猛暑で販売好調 「健康ミネラルむぎ茶」は梅雨明け前と比べ3割増

麦茶飲料が全国的に梅雨明けした8月からの連日の猛暑で販売好調となっている。

のどの渇きを潤す止渇性と、カフェインゼロやミネラルなどの栄養成分で幅広い飲用シーンを獲得している。

麦茶飲料市場の45%のトップシェアを握る伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」の直近の販売動向は「梅雨明けとともに伸長し梅雨明け前と比べると3割ほど伸びている」(伊藤園)。

二番手の「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」(サントリー食品インターナショナル)も「梅雨明け以降の気温上昇とともに販売実績が上昇している」(サントリー)。

市場の新たな動きとしてはアサヒ飲料が4月に「十六茶麦茶」を新発売。同商品は未病に着目した十六素材をブレンドし、大麦と素材のバランスを整えた麦茶飲料で「十六茶」ブランド全体の成長に貢献しているという。

麦茶飲料は、夏場だけでなく秋冬も拡大傾向にある。伊藤園はこのことに着目し、「冬こそ、むぎ茶!」をキャッチコピーに掲げて飲料とリーフ(茶葉)のブランド全体で売場をつくりコミュニケーションしていくことに加えてホットの麦茶飲料に挑む。

同社は「冬の汗には夏の汗の約2倍のミネラルが含まれており、冬こそ水分・ミネラル補給が重要になってくる」とみている。

ホットへの挑戦では、7日に500㎖(税別140円)と275㎖(税別115円)のホット対応「健康ミネラルむぎ茶」を新たに発売する。275㎖はキャップを外せば電子レンジで加温できるようになっており、家飲み需要にも対応。20~40代女性をメーンターゲットに想定している。

「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」も「秋冬もお楽しみいただける施策を予定している」(サントリー)。