「綾鷹」食との提案を強化 在宅時間増え「外食控えて自炊」の広がりに コカ・コーラシステム

コカ・コーラシステムは「綾鷹」ブランドで食との提案を強化していく。17日、女優の吉岡里帆さんが「綾鷹」とひと工夫してつくる料理を紹介する3つの動画をコカ・コーラ公式YouTubeチャンネルで公開したほか、「綾鷹」ロゴ入り「RIEDEL(リーデル)グラス」などが当たるキャンペーンを開始した。

この日、開催された「綾鷹 豊かな食卓キャンペーン」PRイベントで取材に応じた日本コカ・コーラの井上元作マーケティング本部ティーカテゴリー緑茶グループシニアマネージャーは「緑茶飲料は約2割の比率で食事と一緒に飲まれており、『綾鷹』でそのような飲用機会をしっかりとっていきたい」と語る。

「綾鷹」ではかねてから食との提案を行っており、コロナ禍を受け秋冬に向けてその動きを強めていく。

日本コカ・コーラとクロス・マーケティング社の調べによると、コロナ禍で自宅時間が増えることによって調査対象者の60%が「外食を控え自炊するようになった」と回答。また、25%の人が「ちょっと贅沢な食品や間食用のおやつを買うようになった」と回答し、自宅での食の時間を豊かにするような行動が増え、消費者のライフスタイルに大きな変化をもたらしている可能性を示唆した。

「私もそうだが、消費者の皆さんが外食に行く回数が減り、ご自宅で食事をとられている人がおられる中で、食に関して一層重要視していきたい。食事の際に『綾鷹』を選んでもらえるようにすることが一番の目的」と述べる。

店頭に並ぶ「綾鷹」本体と「茶葉のあまみ」(コカ・コーラシステム)
店頭に並ぶ「綾鷹」本体と「茶葉のあまみ」(コカ・コーラシステム)

店頭ではPOPを掲出するなどしてキャンペーンをアピールしていく。キャンペーンは、「綾鷹」各商品ラベルに印字されたQRコードを読み取ることで抽選に参加でき、賞品に「綾鷹」ロゴ入り「RIEDELグラス」2個セットを1千人分、京都老舗料亭「一子相伝なかむら」料理長の中村元計氏がセレクトした「旨みを味わう出汁」を3千人分用意している。

4月上旬からコンビニで展開している新サイズの950㎖PETもキャンペーン開始とともに提案を強化していく。

950㎖PETについては「大型PETとは異なる価値を持った小型ではない大型商品を出そうというのが狙い。単身世帯や2人世帯の割合が多く、そのようなお客さまにコンビニで気軽に購入していただきたいということで導入した。ユニークなサイズで長細い形状のため、冷蔵庫の限られたスペースにも入れやすいということで、ご好評をいただいている」と説明する。

「綾鷹」ブランドの1-6月販売動向は、コロナ禍の影響で緑茶飲料市場が足踏みする中、「巣ごもり需要をとらえたスーパーやオンラインチャネル(EC)といったところでは、われわれとしても伸びている」。

井上元作シニアマネージャー(日本コカ・コーラ)
井上元作シニアマネージャー(日本コカ・コーラ)

アイテム別では「ほうじ茶」が好調。「累計では前年を大きく上回り非常にいい状態にある」という。

3月9日に新発売した「濃い緑茶」は「リピート率で非常によい結果が出ているが、トライアルは十分ではないので来年に向けて強化していきたい」考えだ。

トクホの「特選茶」は「健康意識が高まり自宅で過ごす時間が増えていることで、ECではリニューアル前よりも伸びておりリピートにつながっている」とみている。

また「緑茶のブランドは?」の質問に「綾鷹」の回答が得られる非助成認知率(マインドシェア)については「昨年よりもプラスで推移しており、手応えを感じている」と語る。