ほのかな甘さでカロリーゼロ 「ネスカフェ」ボトルコーヒーに新商品 ネスレ日本

ネスレ日本の「ネスカフェ」ボトルコーヒーは、900㎖以上のペットボトルコーヒー(ボトルコーヒー)市場で6年連続売上げトップとなり高いシェアを維持している。ボトルコーヒー市場の最盛期は夏場となるが、同社は近年拡大傾向にある秋冬に着目し、一部で先行発売している新商品「ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー 超甘さひかえめ」を9月1日から全国発売する。

同商品は、「ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー」既存ラインアップの「甘さひかえめ」では甘すぎると感じ、同じく既存ラインアップの「無糖」では苦すぎると感じる人に向けた商品。甘味料を使用してカロリーゼロに仕立てられている。

髙岡二郎飲料事業本部スターバックスCPG&RTDビジネス部長は「『甘さひかえめ』では“甘すぎる”の声が多く聞かれ、カロリーを気にされる方がかなり多くいらっしゃることが判明した。『超甘さひかえめ』を全国発売して、カロリーを気にされる方と少し甘いものを欲する方を獲得していきたい」と意欲をのぞかせる。

大陳される「ネスカフェ」ボトルコーヒーと髙岡二郎部長(ネスレ日本)
大陳される「ネスカフェ」ボトルコーヒーと髙岡二郎部長(ネスレ日本)

3月から一部の小売店と通販で先行発売した手応えと、秋冬に向けた発売時期については「先行発売は好調に推移している。早めに全国発売した方がいいという考えもあったが、需要が拡大している秋冬に新商品があったほうが戦略的に伸ばしていけると考えた」と説明する。

ボトルコーヒー市場は19年9月から20年2月までの期間、金額ベースで二ケタ増になったと推定されている。この中で「ネスカフェ」ボトルコーヒーは、市場を大幅に上回る伸びとなり秋冬の成長を牽引した。同期間の「ネスカフェ」ボトルコーヒーのシェアは約50%と、2番手を大きく引き離して圧倒的№1となっている。

「地球温暖化による暖冬と、室内の機密性が高まっていることで暖房を使用すると乾燥しやすくなることなどが影響して、冬場でもアイスコーヒーのニーズが高まっている。また、購入率も増え習慣化の動きも見られる。昨年は春夏飲用者の過半の方が秋冬も継続して飲んでくださった」とみている。