コンビニ大手3社 7月度客数再び大幅減 長梅雨やコロナ再拡大で

コンビニ大手2020年7月実績 市況 新型コロナウイルス

コンビニ大手3社が11日に発表した7月度既存店実績は、熊本県を中心に各地で発生した集中豪雨に加え平年より梅雨明けが遅れたことや、新型コロナウイルスの感染再拡大が客足に大きく影響した。長雨で夏型商材も伸びを欠き、売上げは前年を下回った。

各社の既存店ベース売上高前年同月比は、セブン―イレブン・ジャパンが約5%減で踏みとどまったものの、ファミリーマートは二ケタ減。ローソンも9%近く落ち込んだ。

来店客数に関しては長雨の影響に加え、コロナ禍の再拡大を受けて外出自粛・リモートワークへの再シフトが見られたことから、4、5月と同様にオフィス街や商業地、観光地などの店舗が苦戦。セブン、ファミマ、ローソンとも二ケタのマイナスとなった。

一方で住宅街立地の店舗は巣ごもり需要を取り込み、カット野菜や冷凍食品などが堅調に推移。家飲み用として、ビール系飲料の6缶パックなどの動きが良かった。

また、外食・外出自粛の反動もあってか、プチ贅沢ニーズを満たすプレミアム系デザートや高価格帯商品の需要も高まった。

7月1日からプラスチック製レジ袋の有料化が義務付けられたが、コンビニ各社の店頭におけるレジ袋辞退率は75%前後と高いスコアを記録。一部懸念された買上点数の減少については、「特筆して見受けられない」というのが共通見解だ。