「こども食堂」に広がる支援の輪 アサヒ飲料は900万円と「三ツ矢」「カルピス」を寄付

近年、家庭環境の変化を背景に「こども食堂」の件数は年々増加傾向にある。

「こども食堂」は、地域の子どもたちや保護者などに対し、無料または低額で栄養のある食事を提供する場に加え、孤食の解消、滋味豊かな食材による食育、地域交流の場づくりとして地域に貢献している。

コロナ禍においても、多くの「こども食堂」が食材配布(フードパントリー)などの活動を通して食の支援を行っているものの、休業を余儀なくされている一面もある。

中には手作り弁当などの提供をしながらどうにか活動を続けている団体もあるが、学校の臨時休校や世帯収入の大幅減に伴い提供する食事の頻度や数量が増える中で、運営団体の負担は大きくなっている。

このような状況を受けて、食品・流通企業から支援の輪が広がっている。

直近の7月31日では、アサヒ飲料が全国の「こども食堂」活動支援として900万円と「三ツ矢サイダー」(500㎖PET)、「カルピスウォーター」(500㎖PET)計520ケース(1万2千480本)を赤い羽根福祉基金を通じて寄付すると発表した。

同寄付は、「三ツ矢」の日(3月28日)と「カルピス」の誕生日(7月7日)に関連する店頭での「三ツ矢」ブランド・「カルピス」ブランドの売上げの一部を寄付するもので、18年から継続している取り組みとなる。

同日、マルエツも支援を発表。「こども食堂」を支えているネットワーク団体(中間支援団体)の活動を支える「NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ」を通じて、同社が出店する地域の「こども食堂」に対し合計100万円を寄付すると発表した。