ミツカングループ 京都市と連携協定 食品ロス削減で協働 メニュー提案、商品開発も

ミツカングループ(以下ミツカン)は3日、京都市と「食品ロス削減に資する取組の連携に関する協定」を締結した。ミツカンが持つメニュー提案や商品開発などの強みと、京都市が持つ食品ロス削減に関する先進的な取り組みの知見を連結させることで、循環型社会の実現に向けた取り組みを進める。

ミツカンと京都市は同協定の下で「京都の野菜を無駄なくおいしく食べ尽くす」をテーマにピクルス、鍋メニューの企画、キャンペーンを実施。また、京都の野菜を使った「ZENB PASTE(ゼンブペースト)」を開発する。

京都市は同日、日本の都市として初めてエレン・マッカーサー財団のフードイニシアティブに加入した。フードイニシアティブは食の循環型経済(サーキュラーエコノミー)への移行を目指して世界各地で都市を中心とした取り組みを推進しているコンソーシアム。2019年6月の設立時から参加していたミツカンが、食品ロス削減の分野で実績のある京都市を紹介したことで、今回の加入が実現した。

ミツカンはサステナブルな都市を目指す京都市と、フードイニシアティブの枠組みで食品ロス削減という社会課題に取り組む。同協定の下で京都市と連携し、家庭や農場で出るごみを減らすだけでなく、新しいおいしさが発見でき、より健康的な食生活につながるような取り組みを目指す。

Mizkan Holdingsの中埜裕子専務取締役は3日に京都市役所で行われた締結式で「食品ロス削減につながる『もったいない精神』を育成するとともに、おいしさと健康、おいしくて健康的な食につながる取り組みを目指していく」と強調。京都市の門川大作市長は食品ロス削減について「フードイニシアティブへの加入とミツカンさんとの協定締結を契機に、より一層頑張っていきたい」とした。

 「野菜のピクルス」(左)「まるごとレタスの鍋」(右)(イメージ)(イメージ)
「野菜のピクルス」(左)「まるごとレタスの鍋」(右)(イメージ)(イメージ)