アグレッシブな「ニップン」へ 来年1月1日に社名変更

「株式会社ニップン」への社名変更を発表していた日本製粉は、変更日を来年(2021年)1月1日に決定、7月31日に澤田浩会長、前鶴俊哉社長ら役員が出席し会見を行った。

社名変更を主導した澤田会長は「1896年(明治29年)の会社創設以来初めてのことだが、現在は食品事業の売上げが製粉事業の2倍になった。社名に『製粉』という特定の事業名が入るのは会社の実状に合わなくなっている」「長年、お取引先からニップンと呼ばれてきた。連結子会社48社のうち20社(持分法適用会社含めると21社)は、社名にニップンを冠している」と説明。

社名変更による展望については「あのコンサバティブなニップンが、こんなアグレッシブな会社に変わったのか、と言っていただけるような変身を遂げたい」「会社を前向きに代えていく絶好の機会。これを武器として今後の発展、成長につなげる」と熱弁を振るった。

今期から社長に就任した前鶴社長も「社名変更という大きな仕事を遂行するためには、社員一人一人の意識改革も必要。新しい挑戦をする場面だけに、着実に、前向きに取り組む」と意気込みを述べた。またグループ全体については、成長分野の中食、冷凍食品、海外での事業拡大について言及した。

澤田、前鶴体制を支える堀内俊文副社長は「グループ全体の最適化へ努め、小麦粉を安定供給する使命を確実に果たす」、大内淳雄専務は「新社名とともに勢いある力強い会社に。新しいニップンを、親しまれる商品をお届けしたい」と述べ、小木曽融専務は「社名変更は第2の創業。社員の気持ち、力を結集して臨む」と力強くコメントした。