松屋銀座 土用の丑の日 うなぎは前年並みの売上

東京の松屋銀座は、土用の丑の日(7月21日)のうなぎ売上が前年比100%となり、コロナ禍で百貨店の売上が落ち込む中でも明るい話題となった。

同店の入店者数(7月)は前年の約半分程度。全体の25%ほどのインバウンド需要が消え、また外出を控える動きが続くことからショッピング客が戻らないことなどが原因というが、うなぎの売上は前年並みと大きな成果を挙げた。同社広報担当者は「外食を避け、自宅で美味しいものを食べるという需要、歳時記を楽しむという需要があると感じる」と評価する。当日は、うなぎを買いに訪れ、他には目も向けずに帰るという「目的買い」の来店者も多かったという。

今年は11店が出店。3密を避けるため大規模な告知は行わず、同社Webサイトなど一部で行っただけだった。売場でも密にならないよう店員が誘導などを行った。Web上でも数品を販売したところ好調な売れ行きを示したという。

食品フロア全体では日々の感染者数の増減や雨に左右され、総菜や弁当など自宅で利用するものは回復傾向だが、菓子など手土産にも利用されるものはやや厳しい動きだ。