カゴメ「Withコロナの働き方」 情報処理は「在宅」 意見交換に「出社」を オンラインのコミュニケーション不足是正

カゴメは21日、8月以降の「Withコロナにおける働き方」を定め、発表した。同社は、4月から7月末まで工場と物流部門を除く全従業員が「原則在宅勤務」を行ってきたが、従業員や取引先に感染者を出さないことと、商品供給を最優先することを基本方針にしながら、出社と在宅を適度に併用し、個人と組織の業務生産性を最大化する新たな働き方の改革にチャレンジする。

そのため8~12月の間、工場や物流を除く全従業員に次の3項目を徹底する。

① 出社は組織ごとに在籍人員の40%までとする
②個人ごとの出社は週2日を標準とする
③最低週1日の出社を必須とする。ただし感染再拡大中の首都圏1都3県と京阪神の事業所は必須としない(8月末まで)

また、オンラインに伴うコミュニケーション不足を是正するため、情報処理や考えを深めるための個人業務は「在宅」で行い、「出社」はリアルに顔を合わせた意見交換など、「在宅」と「出社」の目的を明確化。その支援を目的に、

①フレックスタイム制度におけるコアタイムの撤廃(現状は10時~15時)
②テレワーク制度(8~12月の時限措置)の上限を週4日(コロナ禍以前は週2日)にする

得意先との商談時に藤原コーポレートシェフ㊧がプレゼンに参加(カゴメ)
得意先との商談時に藤原コーポレートシェフ㊧がプレゼンに参加(カゴメ)

一方、営業部門は、取引先への提案活動において、対面による商談とリモートツールによる商談を組み合わせた「ハイブリッド型の営業活動」を推進(一部既報)。ここ数か月間のコロナ禍において行った、オンライン会議システムによる商談では、営業がコーポレート・シェフや管理栄養士、商品開発担当者を参加させて行ったプレゼンテーションが得意先から高い評価を受けるなど、距離や時間を超えたリモート商談ならではの「チーム営業」が奏功。

この成功例を生かし、営業がリアル対面での商談時にバックアップ・メンバーをリモートで参加させるケースも増えており、取引先の感染拡大リスクに十分に配慮しながら、直接接触機会を必要最低限とし、確実に成果を上げる営業活動を目指す。