外食市場支援へクラフトビールで定額サービス キリン

キリンビールは20日から、「タップ・マルシェ」導入店でクラフトビールが平日(月~金曜日)に一日1杯楽しめる定額サービス(月額2千800円)を開始。会員が気楽にクラフトビールを楽しめるようになるだけでなく、コロナ禍で売上げが落ち込んだ飲食店への支援にもなり、外食市場の活性化につなげたい考えだ。

この「CRAFT BEER PASSPORT」は、全国の「タップ・マルシェ」導入店のうち、同サービスへの参加飲食店が対象。店舗に掲示しているQRコードをスマホで読み込めば簡単に登録でき、会員は対象店舗のすべてでこのサービスを利用できる。

飲食店側はクラフトビール1杯分の費用を負担するだけで新規顧客獲得やリピーターが期待できるほか、会員が来店するたびに一定の売上げも期待できる。また、自店舗で新規登録した会員が支払う月額会員費は自店舗に還元される。

飲食店の定額サービスでは、ツール利用料を店側が負担することが多いが、このサービスではキリンビール、favy社が負担する。

9月末までキャンペーンを実施し、キリンビールから導入店へ導入謝礼が支払われる。9月末までに1万人の登録、2千店舗導入を目指す。

「タップ・マルシェ」とは17年から展開が始まった、クラフトビール向け小型ディスペンサー。3ℓペットボトル容器を使い、1台で4種類のクラフトビールが提供できる。ペット容器は簡単に交換することができ、狭いスペースでも複数のクラフトビールが提供できる。展開ブランド(通年品)は15ブルワリー28銘柄(7月現在)。