ポテトチップス最新事情 「夏は酸味系」「コロナ禍で伸長」 市場動向受けローソンから新商品

ポテトチップス市場は、コロナ禍により自宅で過ごす時間が増え伸長している――。

ローソンの大橋妙子加食・菓子部マーチャンダイザーは、ポテトチップス市場についてこう述べ、最近の商品について「ポテトチップス製造各社は、じゃがいも品質・スライス方法・フライ方法の組み合わせを研究して新商品を開発している」との見方を示した。

市場では、男性30~40代と女性30~50代がメイン購買層とされる。これに対し、ローソンでは20~40代男女が最も多くポテトチップスを購入し、その割合はポテトチップス購入者全体の約75%を占めるという。

「コンビニは自己消費用として購入される方が多いため、“子どものおやつ用”として購入される機会の多いスーパーなどと比べて年齢層が若くなる傾向にある」と述べる。

「カルビー Buenaポテトチップスチリライム 115g」(税込298円)
「カルビー Buenaポテトチップスチリライム 115g」(税込298円)

フレーバーについては「近年は夏が暑いこともあり酸味系フレーバーが伸長している。酸味系は炭酸飲料との相性が抜群にいい。塩分カットや食塩不使用の商品も発売されている」と説明する。

このような市場動向を受け、ローソンで近く先行発売されるのが「カルビー Buenaポテトチップスチリライム 115g」(税込298円)。同商品は、Buenaブランドの期間限定商品で、ライムの酸味に少し辛味を加えたものとなっている。

「海外では調味料にもなっているチリライムの味をセレクトした。100g以上ある商品は連食性が必要で、何度も手が出る味とするため、味の奥行きを表現する香辛料の組み合わせを何度もやり直した」という。

近年の激辛ブームにも着目する。

「カルビー ポテトチップス激辛好きのための檄旨辛味62g」(税込198円)
「カルビー ポテトチップス激辛好きのための檄旨辛味62g」(税込198円)

「Buenaポテトチップスチリライム」に続いて、近くローソン限定商品として新発売する「カルビー ポテトチップス激辛好きのための檄旨辛味 62g」(税込198円)は、激辛と旨味を組み合わせた“激旨辛”をコンセプトに、ベースのポテトチップスを牛骨スープの風味で仕上げたものとなっている。

「激辛好きの方には、別添の特製『激辛パウダー』でさらに辛さが調整できるようになっている。後からパウダーをかけられるということに着目して商品開発をスタートした。そのまま食べてもおいしく、激辛パウダーで味を変えることもでき“2度おいしい”商品」と語る。

激辛パウダーは、赤唐辛子・青唐辛子・ハバネロをブレンド。「パウダーの見た目から辛さを想起できるように、『○○好きのためのシリーズ』の中でも過去最大の量にした。赤味の色を出すことに非常に苦労した」という。