明治 北海道に新工場 市乳生産体制を再編

明治は120億円を投じ、北海道恵庭市に牛乳を生産する市乳新工場を建設する。来年3月に着工し、2022年6月から順次生産を開始する予定だ。

新工場は恵庭市戸磯47番15恵庭テクノパーク内に建設する。延床面積は1万7千㎡、生産能力7万㎘(年間)。国内最大の生乳生産基盤である北海道で牛乳の生産体制を強化するとともに、生産性向上を実現することにより競争力強化を図るのが狙い。

同社は現在、札幌工場と旭川工場で生産した市乳製品を北海道内と都府県に供給しているが、両工場とも建物や設備の老朽化が進行していた。札幌工場については今年12月、旭川工場は2023年3月にそれぞれ生産を中止する。

明治ホールディングスの川村和夫社長は前期決算発表の席上、牛乳事業について「順調に構造改革が進み、20年度下期には単月での黒字化が見えてきた。今年1月、中四国九州から開始した中容量450㎖化を進め、秋には全国展開を完了させる。不採算商品については、今年3月に『明治牛乳』の販売が終了した。今後は『明治 ラブ』も段階的に販売を終了し、『明治おいしい牛乳』ブランド中心の商品ラインアップを推進する。生産体制の最適化に引き続き取り組む」との考えを示していた。