寿がきや食品 即席麺強化へ加ト吉水産群馬工場を譲受

寿がきや食品(愛知県豊明市、菅木伸一社長)は6月30日、加ト吉水産(香川県観音寺市、為石敦社長)の群馬工場(群馬県高崎市)を譲り受けることで合意、契約を締結したと発表した。

即席麺の生産体制増強を図る寿がきや食品と、加ト吉水産の親会社・テーブルマークが進める「事業の集中と選択」の狙いが合致したことによるもの。21年6月30日付で契約を実行。同工場の土地、建物、機械、設備ならびに工場で働く人材を引き継ぐ。取得金額は非公表。

加ト吉水産群馬工場は04年11月から稼働。敷地面積約2万5千㎡、建物は鉄筋造2階建てで延床面積約1万1千400㎡。従業員数70人(パート・派遣社員含む、20年6月現在)。05年5月にISO14001、16年1月にFSSC22000の認証を取得している。

主たる製造品目はカップ麺、袋麺などの即席麺。「ホームラン軒」などテーブルマークブランド商品のほか、寿がきや食品の「SUGAKIYAラーメン」などの受託製造も行っている。

寿がきや食品では、即席麺事業の生産体制の全体最適化、ローコストオペレーション化、人材の育成等を狙いに、新工場の建設を含む新たな生産体制を構築するための検討を進めてきた。

18年には、三重県亀山市の「亀山・関テクノヒルズ工業団地」に、新工場建設用地を取得している。

今回、加ト吉水産群馬工場を取得したことで、まずは内製化を推進。長年のテーマであった麺質向上などに取り組んでいく構え。

また、これまで群馬工場で製造していた「ホームラン軒」などテーブルマーク商品については、テーブルマークが寿がきや食品に製造を委託する形で引き続き販売していく予定とのことだ。