炭酸水 レモンの新商品が好発進 「キリンレモン」「キレートレモン」

炭酸水でレモンを切り口にした新商品が好調な滑り出しをみせた。健康志向や節約志向の高まりで無糖の炭酸水市場は近年拡大傾向にあり、昨今の新たな動きとしては無糖の中でもフレーバーを工夫するなどの多様化の動きが見られるようになっている。

キリンビバレッジが6月2日に新発売した「キリンレモン」ブランド初の無糖炭酸水となる「キリンレモン スパークリング無糖」(450㎖PET)は発売から3週間で460万本(約19万ケース)を突破し好調な立ち上がりとなった。

同商品は切りたてのレモンのような爽やかな味わいを追求。瀬戸内レモンエキスと純水を使用して強炭酸で仕上げ、余計なものを含まずカロリーゼロ設計となっている。

ポッカサッポロフード&ビバレッジが6月1日に新発売した「キレートレモン無糖スパークリング」(500㎖PET)も好発進となった。

同商品はレモン1個分に相当するレモン果汁約30㎖を入れつつ無糖でカロリーゼロに仕立てた無糖果汁入りの微炭酸飲料で、不活性な果汁飲料市場に対して甘さ離れや健康志向を背景に無糖という新しい切り口に可能性があるとの考えから開発された。

その中味設計について、取材に応じた山本隆二事業統括本部飲料事業部長は「無糖であることを最大の価値とし、これに『キレートレモン』のコンセプトを取り入れた。ストレート果汁を使用し甘味を一切排除しながら、このような味づくりができたのは、大変手前味噌ではあるが“すごい”と思った」と胸を張る。