ヤオコー所沢有楽町店 初年度売上げ19億円目指す 「量目」「時間」で豊かな食生活提案

ヤオコー所沢有楽町店が6月19日、埼玉県所沢市に開店した。同社にとっては167店目。深井醤油の工場跡地への出店で、サイゼリヤ、マツモトキヨシが隣接する。売場面積は1千843㎡で、扱い品目は1万2千900品。売上目標は年間19億円。構成比は生鮮35.9%、デリカ15.2%、グロッサリー48.9%となっている。

所沢市内では6店舗目の出店となるが、「西側は空白地帯となっており、商圏シェアアップを図ることが目的。新店舗1km圏内の人口密度は1万人以上と高く、激しい競争が予想される地区。これに対して、『おいしさと安さを量目、時間の2軸で考え、豊かな食生活を提案できるお店を実現する』というコンセプトに基づき展開する」(担当者)とコメントしている。

メーンターゲットは30~40代の若いファミリー、サブとしてシニアと2人暮らしの若年層も視野に入れている。

量目については、インストア商材を中心に対応する考え。圧倒的ボリュームともう1品の品揃えを強化する一方、適量ニーズにも対応すべく青果物、惣菜などは少量の品目も取り扱っている。

生鮮では「焼肉売場でなく焼き肉屋へ」をコンセプトに、好みの素材を選ぶことができる売場に。鮮魚はコンセプトの「時間」に対応すべく、近海魚と切り身で圧倒的な「旬」と「鮮度」を打ち出した。

惣菜は少量目の「ちょっとがイイネ!」をコーナー化。選べるおかずのもう1品として提案する。ランチ需要に対応すべく、櫃には毎日できたての米飯3アイテムを揃え、夕食時には「ちょっとがイイネ!」に加え、豊富な品揃えのおかず、つまみ、ワンコイン商品に切り替えることで買い物客それぞれのニーズを満たすようにした。

適量ニーズにも対応した(ヤオコー所沢有楽町店)
適量ニーズにも対応した(ヤオコー所沢有楽町店)

ヤオコー名物の鶏唐揚げ「幸唐(さちから)」を拡大展開し、魚惣菜「漁火(いさりび)」のコーナー化で一体感のある売場を実現している。寿司はインストアの強みを最大限に生かし、昼はできたての焼きおにぎり、ワンコインのちらし、丼物が中心。夕方はこだわり本マグロ使用の握り寿司などのメーン商品を提供するほか、平日と週末に売場に変化をつける。

インストアベーカリーには、「ロイヤルブレッド」や「フランス産発酵バタークロワッサン」などを提案。同社がこだわる発酵バターのおいしさを伝えることで差別化を図る。

グロッサリーは、日配食品の洋生菓子コーナーではヤオコーにしかない商品や話題の新商品を拡販。チーズコーナーではワインに合うオードブル系商品を強化した。

ドライ食品売場では介護食品や子供向けアレルギー対策商品などを充実。お酒売場では値頃感のある直輸入ワインのほか、オーラルケア商品も拡充した。