傘と負担と環境と私

梅雨になるとコンビニでビニール傘をよく買うので、全く同じものが家に3本ある。無駄使いと分かっているが傘なしで雨に降られるとつい買ってしまう。価格も1本500円ぐらいで痛い出費ではない。

▼もしビニール傘が1本1千円だったら天気予報を確認しない自分の無能さに落胆し、折り畳み傘を持たない危機意識の低さに人生のやり直しを祈ることだろう。それら後悔を帳消しにするほどビニール傘はお手頃だ。

▼一方でゴミとして投棄問題の常連になった。電車の忘れ物で大量保管されているが、引き取りに行く人はほとんどいない。特に中国のプラゴミ輸入停止からリサイクル機能が悪化。同時に各規制が活発化してきた印象だ。

▼7月1日からは「レジ袋の有料化」も始まる。持続可能な社会に向けて多少の出費もそれほど痛く感じなくなってきたと思う。逆に負担を意識しすぎて問題解決につながらない対策なら意味はない。消費経済を回しながらの環境負荷軽減なので少し痛みを感じるぐらいがちょうど良い。ビニール傘も1本1千円なら投棄問題も減るかもしれない。