「のどごし〈生〉」迫る酒税率改定へブランドイメージ強化 “出発式”に桐谷健太ら キリンビール

キリンビールは新ジャンル「のどごし〈生〉」を刷新し、5月上旬から順次切り替えており、最盛期の夏に向けて訴求を強化している。

「のどごし〈生〉」は05年に発売、昨年11月には販売数量が累計210億本(350㎖缶換算)を突破するなど、新ジャンルの代表的ブランド。

新ジャンル市場は、昨年10月の消費増税後の節約志向や巣ごもり需要で堅調に推移。特に4月は前年同月比107%ほど、5月は114%ほどと大きく伸ばしている。同社新ジャンル缶は「本麒麟」が好調などで1~4月は103%。

田山智広マスターブリュワーは今回の刷新について「うまみ成分をより抽出することに成功し、“グッとくる飲みごたえ”と、雑味を抑えることで“飲んだ後の後ギレ”が良くなり、より多くの皆さまにご満足いただける」と話す。開発期間は約1年、試作品は100以上に及ぶという。缶体には「新!」の訴求デザインを大きく配し、アピールする。

今年10月に予定される酒税税率改定では新ジャンルと狭義のビールとの価格差は縮まるが、「のどごし〈生〉」の明るく元気とされるブランドイメージを強化することで対策を図る考えだ。

18日に開かれた「新しくなった『のどごし〈生〉』出発式!」にはタレントの桐谷健太さんと小島瑠璃子さんが招かれ、田山氏を交えてトークショーを行った。

ステイホーム期間について問われた桐谷さんは「当たり前に思っていた時間は当たり前じゃない」と分かったというが、「久しぶりに明るい感じの仕事ができてうれしい」と語った。

「のどごし」を飲んだ桐谷さんは「グッとくる」と評価。小島さんは「(味が)スパッと切れるので、料理の味がすっと入る」と話し、「夏と『のどごし』の相性は良い。キレが良いので飲んでスカッとしてほしい」と呼びかけた。