日本水産 プラ問題に基本方針策定 海洋流出など防ぐ取組み

日本水産は、海洋環境へのプラスチック流出問題に対して、グループの事業を通じて取り組むための指針として、海洋への流出を防ぐなどの「プラスチック問題に対する基本方針」を定めた。

この基本方針の中では

①漁業・養殖業で使うプラスチック製漁具の材質見直しや管理の徹底により海洋への流出を防ぐ
②工場では廃プラ排出量削減とリサイクル拡大に取り組む、
③食品の容器包装では、継続的な商品設計の見直しで使用量を削減、植物由来プラや易リサイクル・再生素材などを使い消費段階での排出を減らす、
④社員が参加する清掃活動などでプラスチックごみを低減する

――などを謳っている。これらは国連が推進するSDGsの12「つくる責任 つかう責任」、14「海の豊かさを守ろう」に該当する。

同社は16年にCSR行動宣言を制定。ステークホルダーに向けて、事業を通じた社会課題の解決に取り組み、企業価値の向上を目指しており、CSR委員会の下に3つの部会を設けて活動してきた。

その後、海洋へのプラスチック流出が社会課題になり対策の緊急度が高まったとして19年に「海洋環境・プラスチック部会」を立ち上げ、事業を通じた取り組みを検討。今回の方針を取りまとめた。