乳製品の消費拡大 アフターコロナに期待 4月家計調査

乳製品の消費拡大 アフターコロナに期待 4月家計調査

緊急事態宣言が発出された4月、家庭内での牛乳・乳製品の消費が激増した=表。牛乳・乳製品は、直接飲食する商品と、料理等で使用する商品があるが、家飲みや家庭内での料理機会拡大などを受け、料理用途での消費が増加したものとみられる。

4月の家計調査(総務省/2人以上の世帯)によれば、牛乳、ヨーグルト、チーズ、バターは購入頻度、支出金額とも2ケタ増。大手メーカーでも「健康意識の高まりにより、プロバイオティクスやヨーグルトの売上げが伸びている」(明治)、「チーズは家庭内需要が増えている。ピザ関連商品が好調だ」(雪印メグミルク)、「ヨーグルト、アイスクリーム、チーズがプラス。単品より連物、小容量よりも大容量が売れている」(森永乳業)という状況となった。

乳業メーカーにとっては、学校給食向けや外食等向け乳製品のマイナスもあり手放しでは喜べないが、「外出自粛等で、初めて家庭で手作りケーキやパン作りを体験された方も多いのではないか。これを機に、需要が定着する商品もあるのでは」(雪印メグミルク)といったように、新型コロナを受けた環境変化により、家庭用乳製品の間口、奥行の拡大に期待する声も聞かれる。