「あんかけスパ」冷食で定番化進む 名古屋めし、全国へ広がり期待

名古屋めしの一つ「あんかけスパゲティ」。手軽に調理できる家庭用冷凍食品で今春、日清フーズが「ママー あんかけスパゲティ」を新発売、日清食品冷凍はロングセラー商品「冷凍 日清 ヨコイの元祖あんかけスパゲッティ」をリニューアルするなど、中部地区を中心にスーパーやドラッグストアでは冷凍パスタの新ジャンルとして定番化が進んでいる。巣ごもり需要などで冷凍食品は伸長しており、「冷食あんかけスパ」も配荷が進んでいるとみられ、全国での広がりも期待されている。

「あんかけスパ」は、60年代に名古屋市で誕生し、現在は専門店が多数出店し、喫茶店などでも提供されているご当地グルメ。あらかじめ茹でた極太のパスタをラードやオリーブオイルなどで炒めたうえで、野菜などを煮込んだとろみのあるソースと好みの具材をのせる。胡椒を多く使うことでスパイシーさがやみつきになると、人気のメニューになっている。

日清フーズが今春発売した新商品「ママー あんかけスパゲティ」は、2.2mmの極太麺を使用し、しっかりとした食べ応え。玉ねぎ、ピーマン、ソーセージなど定番の具材が乗っており、ソースはブラックペッパーと赤とうがらしの辛味が効いた程よいスパイシーさ。くせになる味わいながら、名古屋以外の人にも受け入れやすい味になっている。

1パック1人前で、調理は凍ったままレンジで温めるだけ。フライパンでも調理できる。

一方、日清食品冷凍は今春、「冷凍 日清 ヨコイの元祖あんかけスパゲッティ」をリニューアルした。あんかけスパゲティの有名店「スパゲッティ・ハウス・ヨコイ」の人気ナンバー1メニュー「ミラカン」を冷凍パスタにした。12年の発売以来、好評のロングセラー商品。

今回のリニューアルでは、肉と野菜のうまみがしっかり溶け込んだスパイシーな味わいのソースと、具材のピーマン、玉ねぎに加え、新たに赤ウインナーとベーコンをトッピングし、再現度を高めた。別添のあらびき黒こしょうで仕上げると、より本格的な味が楽しめる。