ホワイト物流実現へ配送便数2割削減 レンゴーと実証実験 Mizkan

ホワイト物流実現へ配送便数2割削減 レンゴーと実証実験 Mizkan

Mizkan(以下ミツカン)とレンゴーは共同でホワイト物流の実現に向けた取り組みを開始し、ミツカン栃木工場(栃木県栃木市)で使用する段ボールの物流効率化実証実験で1日当たりの納入回数(配送便数)を約2割削減できることを確認した。この結果を踏まえ、6月中旬から新しいフローを仮導入する予定。コストの検証、デジタル技術のさらなる活用に取り組みながら、ミツカンの他工場、レンゴーの他取引先への導入を検討していく考えだ。

両社は従来、ミツカン栃木工場からの発注に合わせ、そのつど、レンゴー小山工場(栃木県小山市)から段ボールを納入していた。しかし、このフローでは日によって納入時間や積載量にバラツキがあり、低積載率での輸送や配送便数の増加につながっていた。

実証実験では、ミツカンが製品の生産計画をレンゴーに開示・提供し、レンゴーが段ボールの生産計画、納入・配送予定表を作成。ミツカンが納入・配送予定表を確認または修正し、承認したうえで、レンゴーが納入・配送計画を確定させることにした。

両社は今回、この実証実験フローをもとに、2019年10月上旬(4日間)、同11月下旬~同12月上旬(11日間)、20年2月中旬~同下旬(9日間)の3回、物流効率化実証実験を実施した。

実証実験の結果、納入数量が平準化され、1日当たりの平均配送便数が従来の6.6便から5.4便に約2割削減されたという。また、便数削減により、トラック運転者の労働時間が1年当たり480時間削減され、CO2排出量が1年当たり6.07t削減されると推定した。