変わる働き方 J-オイルミルズ、本社オフィスを改装 ウィズコロナにも対応

新型コロナで「新しい生活様式」への転換が求められる中で、企業も働き方改革の取り組みを加速させている。

J-オイルミルズは、このほど本社管理部門でABW(アクティビティベースドワーキング、「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方)のコンセプトを取り入れたオフィスリニューアルを実施。従業員の多様な働き方の推進や、時間や場所に縛られない効率的な業務の実現と、アフターコロナ・ウイズコロナを見据え、従業員の健康と安心・安全に配慮し、新しい働き方を目指す。

同社は18年から従業員が社内外でフレキシブルに働ける環境や仕組み整備に取り組み、働き方改革では「イノベーション創出」「生産性の向上」「フレキシブルな働き方」を重点目標に、IT・モバイル環境整備、テレワーク(在宅やサテライトオフィスでの勤務)制度導入、Web会議化を推進してきた。

今年度はオフィスや座席に縛れられる業務が特に多かった本社管理部門を対象に、固定電話から携帯電話への切り替え、ペーパーレス化の推進などの仕組み整備と並行し、ABWのコンセプトを取り入れたオフィスリニューアルを実施。本社管理部門オフィスでは、フロア全体のフリーアドレス化により、執務席数を減らす一方、総席数は1・2倍に増加。「集中」「交流」「会議」「1on1」「リフレッシュ」等のスペースを設け、執務席は従業員の交流が発生するように、約半分を格子状に配置するなど工夫を凝らした。

同社では、ABWのコンセプトを取り入れたオフィスリニューアルで、「いつでも必要な時に打ち合わせができる」「さまざまなメンバーが新しい交流ができる」「離れた拠点同士でいつでもコミュニケーションが取れる」「ペーパーレス化での業務・会議の実施」「ワークライフバランスを踏まえた、どこでもオフィスの実現」「資料作成に集中できる」「リラックスしてアイデアを出し合える」など従業員の働きやすさとイノベーションを創出し、さらなる企業価値向上につなげる方針だ。

ラウンジでは部門を超えたコミュニケーションを促進(J-オイルミルズ)
ラウンジでは部門を超えたコミュニケーションを促進(J-オイルミルズ)

新型コロナウイルス対策で、新しい生活様式が注目される中で、同社ではテレワーク等の多様な勤務形態とも連動し、一人ひとりの執務スペースを十分にとった「広々としたオフィス」の実現など、緊急事態宣言解除後もアフターコロナ・ウイズコロナを見据えた働き方改革を推進する。

なお、同社では緊急事態宣言解除後も感染拡大防止に向けた取り組みを継続。生産部門を除き、本社地区および在宅勤務が可能な職場を対象に、フルリモートワークによる原則在宅勤務とし、社内外の会議・打ち合わせはWebによるリモート会議を推進。在宅での対応が難しい場合や、やむをえず出社する場合は時差出勤やオフィスでの三密状態の回避を徹底。本社管理部門オフィスは今回のリニューアルにより、やむを得ず出社する場合も従業員同士が十分に間隔を開けた状態で執務することが可能になった。

また、新型コロナの対応長期化が想定される中で、従業員の負担軽減や不安払拭を目的に、社内コミュニケーション環境を整備。社内コミュニケーションツールを活用して、製品の安定供給を支えるために出社する従業員に対して、感謝を伝える「#出社している社員にエールを繋ごう」企画を実施している。