お金を払いたい人々

舞台やライブでの活動の場を失った多くのアーティストや芸人がYouTubeなどネット配信を利用してパフォーマンスを披露している。私も外出自粛中は楽しませてもらった一人だ。

▼その時初めて知ったのが路上ライブでの投げ銭に当たる“スーパーチャット”というシステムだ。視聴者が配信者へのお礼として“投げ銭”を行うものでクレジットカードさえあれば誰でも利用が可能で任意の金額を支払うことができる。もちろん投げ銭と同様に払いたくない人は払わずに見ても問題ない。

▼人気の配信者だとスーパーチャットが次から次へと飛び交っていて、場合によっては普段の稼ぎを上回っているのではとも思う。しかし詳しい人に聞いてみるとグーグルとアップルがそれぞれ手数料を取るため本人が手にする金額は半分程度の場合も。

▼とはいえ無料で利用できるものにお金を支払う消費者が想像以上に多いことに驚いた。コロナは興行の世界を大きく変える可能性が高いが、食品流通でも同様のことが言える。いち早く消費者行動の変化を察知することが重要だろう。