3密避けるビアガーデン 名古屋・柳橋市場で先発オープン 提供スタイルも変更

柳橋総合開発(名古屋市)は5月23日、「市場直結 柳橋ビアガーデン」をオープンした。名古屋エリアの有力ビアガーデンでは先頭を切っての開業となる。新型コロナウイルスの影響で、同店を含め今シーズンの開業が遅れていたビアガーデンだが、緊急事態宣言の解除を受けて飲食店でも徐々に営業再開の動きが出てきたことや、オープンを待ちわびるファンの声を踏まえオープンを決めた。「お客さまやスタッフの安全・安心を第一に考えながら、楽しい場の提供に努めていきたい」(水谷義之社長)とする。

「柳橋ビアガーデン」は、名古屋駅から徒歩約10分の柳橋市場内に立地。食べ放題のバーべキューメニューを軸に、市場直結の強みを生かした「いけす」による新鮮魚介の提供が特徴。

おとな1人の基本料金は「飲み放題・食べ放題、2時間」で税込4千180円。チケットには800円分の金券が付いており、有料コーナーの海鮮素材を金券または現金で追加購入できる。

今年は新型コロナウイルス対策として「3密」回避の徹底に努める。本来約600席のところ席数を半分に減らし、グループ間はもちろん、同じグループ内でも1席分の間隔をあけて座ってもらう。「実質的にはMAX120人くらいではないか」(水谷社長)との見立てだ。

座席は間隔を空けて(市場直結 柳橋ビアガーデン)
座席は間隔を空けて(市場直結 柳橋ビアガーデン)

商品提供もビュッフェスタイルからオーダー式に変更。フードコーナーにはビニールの仕切りを設置し、利用客の注文に応じてスタッフが食材を渡す。ドリンクコーナーでも自動サーバーを中心にして、客とスタッフの接触を避けている。

営業時間は平日17時、土日祝日は16時のスタートだが、5月は金・土・祝前日は2時間制、日曜~木曜は時間無制限に設定。6月も日・月・火は時間無制限とする。「今後、土・日・祝日は昼からの営業も検討している」(木野一邦支配人)とのこと。

スタッフの体温チェックや定期的な消毒作業など安全確保に向けた対策を徹底していくが、ステージパフォーマンスについては当面控える方針。営業期間は9月30日まで。今季売上目標として1億円を目指す。

名古屋エリアでは、栄の三越屋上で営業する老舗ビアガーデン「マイアミ」が6月1日から営業を予定。他の陣営も、様子を見ながら6月に順次スタートとなりそうだ。