リモートワークで運動不足が加速 自宅で働く人の8割が運動不足

「運動量が減った」と答えた人が8割を超えた
「運動量が減った」と答えた人が8割を超えた

リモートワークが広まり、運動不足や不規則な食生活が気になる人が最近急増している。そこでプラチナムではこのほど、ポッカサッポロフード&ビバレッジやキューサイ、日本豆乳協会、クックパッド、調査会社などが行った調査をまとめ、運動不足の実態を明らかにした。

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●働き方改革で増える在宅ワーク、自宅で働く人の8割が運動不足を感じている。キャスターが行った調査では、全体の8割以上が「自宅で働くことで運動量が減った」と感じていると答えている。

また総務省が行った調査では、通勤の行き帰りの歩行時間や昼食、オフィス内の歩行などすべての運動量を仮定すると、男性だと約290kcal、女性だと約250kcalを消費していることになると発表。1日だと少なく感じる消費カロリー数だが、1か月・1年と続くと、オフィス通勤によって大きなカロリーを消費しているということが分かった。

●適度な運動は仕事の良いパフォーマンスに関係している?MTGが行った2020年のアンケートの中で、現在トレーニングの習慣がない600人に悩みを聞いたところ、7割以上が「疲れやすい」「疲れが残る」と回答し、「仕事でモチベーションが高く持てない」「仕事のパフォーマンスが上がらない」「仕事で集中力が続かない」と仕事での不調を感じている人が過半数となった。

一方、普段からトレーニングしている人600人にトレーニング習慣化で生じた変化を聞くと、19・7%が「仕事のパフォーマンスが上がった」、14・7%が「仕事へのモチベーションが高まった」と仕事でのポジティブな変化を感じていることが明らかになった。

●「自宅で筋トレ派」は筋トレ人口の中の約8割 ポッカサッポロフード&ビバレッジが、トレーニングを行う男女1千人に行ったアンケートでは、約80%が「自宅で筋トレをしている」と答えている。また、2019年に発表された日本出版の店頭売上前年比調査によると、「ダイエット・健康関連本」が順調に売上げを伸ばしていると発表している。このことから、多くの人が自宅でのトレーニングに注目していることが分かる。

●筋トレだけじゃない!「おこもり需要」で、食生活での手軽なカラダづくりへの関心高まる ダイエットやカラダづくりに関するアスマークの調査で、ダイエットやカラダづくりで意識していることについて「食事制限」「間食を控える」「食生活の改善」など食事に関することが上位を占める一方、第4位に「軽い運動を心掛ける」となっている。(写真下記事続く)

食事で意識するようになったことは?
食事で意識するようになったことは?

多くの女性が普段の生活に取り入れられる程度、かつ食生活に気をつかった健康的なダイエットを中心に行っていることがうかがえる。

また、クックパッドが2020年に行った調査によると、リモートワーク在宅中の食事で最も意識しているのは「時短」という結果が出ており、自宅での作業が増えてきた今、「カラダづくりを意識しながらも、手軽な食生活を送りたい」という人が増えていることが分かる。

●カラダづくりを意識する女性が摂りたい栄養素は「たんぱく質」 キューサイが2019年に行った調査では、カラダ作りを意識する情報感度が高い女性ほど「食生活」の中でも「たんぱく質」を意識して摂りたい栄養素として挙げている。また同調査の中で、たんぱく質を摂りたいと思っている人が多い中、67%の女性が「たんぱく質を摂取するのが大変だ」と思っていることが明らかになっている。

その理由に挙げられるのが「量を摂ろうとすると余計なカロリー摂取」「食べ過ぎてしまう」、次いで「何から摂ればよいか分からない」「自分に何のたんぱく質が足りていないのか分からない」などとなった。

●豆乳を飲む理由の1位は「健康のため」。過去最高の年間生産量の40万㎘を記録 日本豆乳協会がまとめた2019年(1~12月)の豆乳生産量は、前年比13%増の40万8千919㎘となり、9年連続で過去最高を記録したほか、1983年の調査開始以来、初めて40万㎘を突破した。

なぜここまで大きな成長を遂げているのか、その理由は近年の「健康志向」の高まりにある。マイボイスコムが2018年2月に実施した調査によると、豆乳を摂取する理由は「健康に良い」「栄養価が高い」が直近1年間摂取者の4~5割を占めている。生活者に豆乳の飲み方、食べ方、料理などの提案が受け入れられ、家庭で豆乳を愛飲する習慣が浸透していることが豆乳市場成長の背景にあると言える。

●豆乳も野菜も手軽に摂れる!カゴメ「野菜生活Soy+」出荷計画比180%を達成 「野菜生活Soy+」は、「毎日カラダづくりをおいしく、手軽に。」をコンセプトに開発された、果実・野菜・大豆ミックス飲料。野菜は2分の1食分である60gを使用している。おからまで丸ごと使用した大豆に果実と野菜をブレンドし、フルーティーな甘さとまろやかでコクのあるおいしさが特徴。豆乳が苦手な人でもおいしく飲めるすっきりとした味わいに仕上げている。発売から1か月が経ち、「野菜生活Soy+」は「カラダづくり」や「健康志向」を意識する人に好評で、出荷計画比180%を達成した。

●「野菜生活Soy+」が売れ行き好調な理由第1位「健康に良さそう」「野菜生活Soy+」を購入した20~60代の男女47人に行った出口調査の結果によると、購入に至った理由の第1位は「健康に良さそう」、第2位は「美味しそうだから」、次いで「栄養バランスに良さそう」といった結果になった。「野菜生活Soy+」は、健康やカラダづくりを意識した人たちに支持されている傾向が高いことが分かる。

また、購入者のコメントにある「野菜生活シリーズの味への信頼」も、「美味しそう」というイメージにつながっていることがうかがえる。