4月8日は“おからの日” 乾燥おから、食物繊維で健康に貢献

日本乾燥おから協会はこのほど、毎年4月8日を「おからの日」とすることを正式決定し、日本記念日協会で認定された。これに伴い、全国豆腐連合会、日本豆腐協会とともに「おからの日推進委員会」を発足。新年度がスタートするこの時期、季節や環境の変化による不調を予防するためにも栄養豊富なおからの活用を推進する。

豆腐や油揚げ、豆乳、高野豆腐などをつくる時に出るおからは近年、食物繊維や大豆たんぱく質を含む健康食材として注目を集めている。かつては廃棄されることも多かったおからを積極的に食べることは食品ロス低減にもつながる。

おからは卯の花とも呼ばれる。4月は別名、卯月と呼ばれ、「卯の花が咲く月」が転じて、卯月と呼ぶようになったという説がある。4月8日に行われる花まつり(釈迦の生誕を祝う日)では、家々に卯の花を飾ってお祝いをする風習が今も全国各地に残っている。

日本乾燥おから協会では新年度、新生活が始まる時期に健康食材であるおからを食べることで、慣れない新生活での体調管理と1年間の無病息災を祈り、食べ物のありがたみや日本古来のもったいない心を思い起こす機会として、卯の花と縁の深い釈迦の誕生日である4月8日をおからの日に制定した。

おからパウダーは栄養成分の約半分が日本人に不足しがちな食物繊維で、乾燥して栄養が凝縮されているため、大豆の豊富な栄養を効率よく摂取できる。また、乾燥させることで常温保存ができ、保存性がアップ。手軽に栄養をプラスできる。さらに、パウダー状で味の邪魔をしないので、いつもの料理にふりかけて使えるほか、小麦粉やパン粉の代わりに使えば糖質オフダイエットに最適だ。

今年1月に国立がん研究センターが発表した日本人9万人の約17年間の追跡試験でも、食物繊維摂取量が多い人ほど、男女ともに総死亡、循環器疾患死亡のリスクが低下していることが新たに判明。特に、豆類、野菜類、果物類からの食物繊維摂取量が多い人ほど総死亡リスクが低下していることが分かった。

おからは、豆腐や豆乳をつくる工程から生まれる“大豆の食物繊維の塊”であり、食物繊維が非常に豊富な食品だ。おからパウダーは食材の中でもトップクラスの食物繊維量を誇る。食物繊維を手軽にプラスできるおからパウダーのさらなる普及により、日本人の健康に貢献していく。