味の素、コロナの影響で2月は販売伸長 「スープ」「おかゆ」が人気

味の素は、新型コロナウイルスが広がる中で、その影響などについて、このほど次のように回答した。

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(新型コロナウイルスの影響について)家庭用では買いだめ、在宅者の増加による昼食の内食率上昇を受け、調味料・加工食品市場も、2月度は前年を上回った。当社家庭用商品も即食性の高い「スープ」「おかゆ」などを中心に、2月度は前年を上回る売上げとなった。

(外食需要の落ち込みについて)さまざまな活動の自粛や規模の縮小により外食向けの落ち込みが顕著となっている。一方で、加工食品向けについては、カレーや即席麺、冷凍食品、納豆、家庭用ハム・ソーセージなどでの生活者による買い占め、家庭内需要の拡大により、2月末から受注が増えているが、生産キャパシティの問題もあり、外食の落ち込みをカバーできる水準には至らないものと考えている。

(就業体制について)本社、事業所など在宅勤務可能な者の多くは、在宅勤務を活用している。営業についてはお得意先さまの状況や要望(対面の商談禁止など)に従って、応対している。商談中止などの場合、在宅勤務を活用しているが、今のところ業務への大きな影響は発生していない。

(通販やECビジネスについて)売上規模はまだ小さいが着実に伸長している。越境ECについては京東で「アミノバイタル」の旗艦店を、天猫国際(アリババ)で味の素グループ旗艦店をオープン。天猫国際(アリババ)での売れ筋は、味の素AGF社製品や「アジシオ」「やさしお」などとなっている。今後、越境ECを中心に東アジア地区(中国、台湾、韓国)、東南アジアでもさらに展開していく。