五輪延期開催 コカ・コーラ社が声明 延期決定「全面的に尊重」

1928年のアムステルダム大会からオリンピックのパートナーを務めるコカ・コーラ社は25日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020)の延期開催が決定したことを受け以下の声明を出した。

「新型コロナウイルスで被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。私たちは、国際オリンピック委員会(IOC)および東京組織委員会(TOCOG)が、2020年の東京オリンピックを2021年に延期するという決定を全面的に尊重しています。この決定がすべての人々の健康、安全、安心のために最善の利益のためになされたものであることを理解しています。私たちは、オリンピックの最も長い歴史を持つスポンサーとして、IOCおよび東京オリンピック委員会(TOCOG)と協力して、安全な大会の実現と成功に向けて努力を続けてまいります」(ザ・コカ•コーラカンパニー)。

コカ・コーラ社の歩みは近代オリンピックの歴史でもあった。

アトランタの薬剤師ジョン・S・ペンバートン氏が「コカ・コーラ」の秘伝の製法を発明したのは1886年。その6年後にピエール・ド・クーベルタン男爵が近代オリンピックのアイデアを提唱。ギリシャのアテネで第1回近代オリンピックが開催された1896年には「コカ・コーラ」は米国以外でも販売されるようになった。

1988年以降は、ワールドワイドオリンピックパートナーとして200以上の各国オリンピック委員会(NOCs)と協力して、オリンピックを目指しとレーニングに励む多くの選手やオリンピック参加選手などへの援助も行ってきた。

東京2020に向けては、日本のコカ・コーラシステムが中心となり「コカ・コーラ」「綾鷹」「ジョージア」「い・ろ・は・す」「アクエリアス」の5つのコアブランドで盛り上げを図っていた。今回の開催延期決定を受け、21年に向けた新たなマーケティング展開が予想される。