新型コロナ対応進む外食 ビュッフェから定食型へ 回転寿司はオーダー方式に カフェ、デリバリーを拡充

新型コロナウイルス感染の拡大を受けて、外食市場が対応を急いでいる。政府は不要不急の外出を控えるよう要請しており、外食への影響は避けられないが、それでも開店時間の短縮や人員削減等で窮地をしのぎ、「今はまさに我慢の時期」ととらえる企業が多い。既に店の多くが店員のマスク着用やアルコール消毒、うがい励行、席間隔広げ、キャッシュレス決済などさまざまな対応を図っている。

こうした中でUCCグループの業務用事業のユーシーシーフーヅは、取引先に向けて「新型コロナウイルス外食対策特集」を配信し、この中で大手外食の対応を紹介している。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外食が敬遠され、通常営業や運営ができなく、厳しい状況下にある店舗がある中で、業界に役立つ情報を提供することで外食をサポートしようとしている。

ビュッフェ業態(ホテル、ビュッフェレストランなど)向けには、従来のビュッフェ形式での提供をやめ、定食スタイルによる料理提供を提案。空港ラウンジでは、小皿に乗せた状態でラップをかけた個食メニューへの変更。ベーカリー業態では、商品を一つずつ袋に詰めて販売。回転寿司では、回転レーンでの提供を中止し、すべてオーダー方式への変更を提案している。

またカフェ業態のうち、大手カフェチェーンでは陶器製のマグカップから紙製やプラスチック製の使い捨て容器に切り替え、店内に設置しているミルクやはちみつ、パウダー類の設置を中止。さらに学校などの臨時休校措置を受けて、デリバリーやテイクアウト専用商品の販売に切り替えた店もあることを紹介している。

スターバックスコーヒージャパンは、自宅やオフィースなど店外でもコーヒーを楽しみたいというニーズに対応し、TO GO(持ち帰り)やデリバリーといったサービスをより一層拡充する。事前にアプリで注文し、ピックアップするだけの「Mobile Order & Pay」をドライブスルーレーンでのトライアル開始。また、持ち帰り専用のコーヒーポットサービス「スターバックス コーヒートラベラー」を3月16日から全店で導入。「Uber Eats」を通したスターバックスのデリバリーサービス対応店舗を3月末までに約290店舗へ拡大する。