フジ、広島中心部に小型店 短時間の買物を意識 「臨機応変な店づくりを」山口社長

フジは6日、広島市中区にフジ小網店をオープンした。店舗面積820㎡の小型店で、商圏内は単身世帯の割合が64%と最も高く、年齢構成は30~40代と70代以上が多い。周辺は事業所も多く、昼間の人口が増える地域でもある。

こうした地域特性に合わせ、即食・簡便や少量を意識した品揃えを各部門で強化した。惣菜を入口に近い正面で展開し、その隣のレジ付近にインストアベーカリーを配置するなど、オフィスワーカーの昼食需要を狙いショートタイムショッピングがしやすいよう工夫している。

自社開発した松山どりのカツなど精肉売場向けのレンジアップ惣菜、青果でコーナー化した2分の1切れのブロッコリーやパプリカなど食べ切りサイズの野菜など、同店から新たに始めた試みはいずれも単身世帯や有職者を意識したものだ。

今回は都心部の面積が限られた中での出店であり、1階に駐車場、2階に店舗という同社では初めての店舗構造での出店となった。山口晋社長は「マーケットが縮小し出店エリアが限られてくる中、臨機応変な店舗づくりがより重要になる」と話していた。投資額は6億8千万円、年商10億3千万円を予定する。

【フジ小網店概要】
所在地:広島市中区小網町7-4
敷地面積:1,570㎡
延床面積:2,694㎡
店舗面積:820㎡
駐車台数:18台