100%リサイクルPETの「い・ろ・は・す」発売 新規プラ使用量とCO2排出量を削減 コカ・コーラ

コカ・コーラシステムは、ナチュラルミネラルウォーターブランド「い・ろ・は・す」から100%リサイクルペット(PET)素材を用いた「い・ろ・は・す天然水100%リサイクルペットボトル」を3月9日に新発売してグローバルビジョン「World Without Waste」(廃棄物ゼロ社会)の取り組みを推し進める。

現在の「い・ろ・は・す」のリサイクルPET素材の使用率は30%で、これを100%に引き上げることで石油から新規に製造されるプラスチック使用の削減とPET1本当たりのCO2排出量削減を加速させる。

プラスチック使用削減量は、従来品の555㎖と比較すると年間で自動車約4千台分の重さに相当する4千116t、CO2排出量は一般的なPETと比べ49%削減をそれぞれ見込む。

3日、「い・ろ・は・す天然水100%リサイクルペットボトル」発表会に臨んだ日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥニョ社長は、使用済みPETを回収し再びPETへと生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」について「これが加速すれば何度もボトルとして再利用することができる。これにより容器の利便性を享受しながら新たに天然資源を採掘する必要がなくなり環境負荷を劇的に減らすことが可能になる」と説明した。

日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥニョ社長
日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥニョ社長

その上で今回の「い・ろ・は・す」の新容器について「業界に先駆け国内最大規模での展開が行われる。これにより廃棄物ゼロ社会実現に向けた取り組み強化の新たな一歩を踏み出すことになる」と語った。

マーケティング活動は「100%が世界を変える!」というテーマを掲げ、女優の土屋太鳳さんを起用した新CMほか、SNSやYouTubeを活用したデジタル広告、スマホアプリ「Coke ON」のプロモーション、店頭での販促資材を活用して多岐にわたり展開していく。

100%リサイクルペットボトルの他のブランドへの採用については「『い・ろ・は・す』が第一号となり、レジンの調達などの製造関係を鑑みて他の製品にも拡大していきたい」と述べた。