12月に「東京栄養サミット」 健康・食など5テーマ考える 食品産業センター

食品産業センターはこのほど、東京都千代田区大手町のJICA竹橋ビルにおいて、栄養改善ビジネスの国際展開支援事業の一環として2020年12月17、18の両日、東京で開催される「東京栄養サミット2020(Tokyo Nutrition For Growth Summit2020)」について、日本政府や民間企業の講演による栄養改善事業推進セミナー「東京栄養サミット2020に向けて~日本の貢献~」を開催した。

開催に先立って村上秀德食品産業センター理事長は「栄養サミットは2013年に英国政府主導のグローバル ニュートリション フォー グロース コンパクトを受け、日本政府が官民連携で進めると約束し、これを受けて2016年に官民連携栄養改善事業推進プログラムが成立した。現在、70の企業、団体がメンバーとなり、現在でも会員を募集している。今年は東京五輪だけでなく、2013年に英国で開催された『成長のための栄養サミット(N4G)』の目標達成年や、国連などが進める栄養目標の中間評価を行う重要な年となっている。こうした中で12月に開催される東京栄養サミットは、世界的にも注目されており、開催を盛り上げていきたい」とあいさつした。

続いて、東京栄養サミットを統括する外務省国際協力局国際保健政策室の稲岡恵美室長は、東京栄養サミットに対する日本政府の取り組み説明の中で、「サミットでは栄養課題解決に向けた効果的な施策や行動を明らかにする。その準備として昨年、栄養分野の国際的専門家と幅広いコンサルテーションを行い、サミットで議論する5つのテーマ(健康・食・強靭性・説明責任・財政)を抽出した」とし、「企業を含む関係者は栄養改善を実現するために、今後何を実践するのかを誓約してほしい」など要請した。

続いてJICA人間開発部の衣斐友美課長が「栄養改善に向けたJICAの取組み」をテーマに講演し、外務省やJICA、NJPPP、プロジェクト実施企業・団体等によるパネルディスカッションおよび講師との意見交換会なども行われた。