オフィスで手軽にパンとコーヒーを ネスレ日本が新サービス

オフィス向けコーヒーマシンサービス「ネスカフェ アンバサダー」を展開するネスレ日本は、これにパンフォーユー(群馬県)によるパンの定期便「オフィス・パンスク」の専用コースを組み合わせた新サービスを3日から開始した。

共働き世帯の増加などから朝の時間が忙しくなっているのを背景に、若年層を中心に朝食欠食率が近年上昇。また高層ビルに入居するオフィスではエレベーターの待ち時間の長さもあり、昼食を取りそびれる人たちも多いという。今回の取り組みでは、こうした層のニーズを狙う。

パンフォーユーでは、地方のクラフトベーカリーが焼いたパンを独自の冷凍技術を用いて都心のオフィスや家庭、飲食店に届けている。

同社の「オフィス・パンスク」は都内の企業を中心に140社が導入。電子レンジで温めるだけで焼き立てのおいしさのパンが食べられるため、社内のカフェメニューや福利厚生として好評。地方の雇用創出、都心の“ランチ難民”、冷凍販売によるフードロス削減といった課題解決にも役立っているという。

昨年11月に「ネスカフェ アンバサダー」を利用するオフィス約30か所で先行モニターとして「オフィス・パンスク」を体験してもらったところ「食べたいときに手軽にパンを食べられる」「福利厚生として良い」など好反応が得られたことから、サービスを本格スタートさせた。

新サービスで提供するのは、月替わりの各種パンセット12個入り(3千400円)、20個入り(5千円)の2コースのほか、「初回お試し」として6個セットも用意。コーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」による多彩なカフェメニューとパンの食べ合わせが楽しめる。

「(パンフォーユーは)地方創生、フードロスなどさまざまな問題解決への思いを事業に込めている。当社のサービスを拡充するに当たって、そうした同じ思いを持った企業と取り組みたいと考えた」(ネスレ日本飲料事業本部の出牛誠氏)。

オフィスで手軽にパンとコーヒーを楽しんでもらうとともに、職場のコミュニケーション活性化にもつなげたい考えだ。